Advertising Analytics
Advertising Analytics を使用すると、すべての Google および Bing 有料検索データを Adobe Analytics 内で並べて表示できます。以前は、Google AdWords/DFA または Microsoft Bing Ads のデータは、いずれも Adobe Advertising Cloud (AMO)または Google/Bing で表示する必要がありました。Adobe Analytics 内で、インプレッション数、クリック数、コストデータを、検索エンジンおよび AMO ID インスタンス(クリックインスタンス)から直接取得できるようになりました。「品質スコア」と「平均順位」指標は、Google が 2019年9月に廃止したため、収集されなくなりました。
これらの検索エンジンからデータをまとめて Adobe Analytics に取り込むことで、Analysis Workspace の高い機能性を利用して同じデータを分析できます。新しい 有料検索パフォーマンス テンプレートを使用すると、この分析を容易におこなえます。
この統合は、以下のオーディエンスを対象にしています。
- 有料検索マーケターのパフォーマンスレポートを収集する必要がある アナリスト。
- 次の問いの答えを模索している 有料検索マーケター:自社サイトへ自分で送信しているトラフィックの量、お客様が変換しているトラフィックの量はどの程度か。コスト効果の高い広告キャンペーンとはどのようなものか。
前提条件 prerequisites
- Advertising Analytics は、Adobe Analytics Select、Prime、Ultimate SKU でのみ利用できます。
- この機能は、Advertising Cloud 以外、および AMO 以外のお客様が利用できます。
- Advertising Analytics へのアクセス権限を保有するには、Adobe Analytics 管理者である必要があります。これにより、管理者以外のユーザーにアクセス権限を付与できます。
- Google/Bing の検索データを表示するレポートスイートの場合、Advertising Analytics 用にそれらのレポートスイートを有効にする必要があります(管理者/設定を編集/Advertising Analytics 設定)。
- Adobe Analytics と統合するアカウントを検索するには、編集権限を持つユーザーのログイン資格情報(Google アカウント ID とパスワードなど)が必要です。
- Bing 広告の場合、Bing 顧客 ID も必要になります。
Advertising Analytics の権限 permissions
Analytics には、Analytics 管理者に自動で付与される 2 つの権限があります。管理者は、これらの権限を管理者以外のユーザーに付与することを選択できます。
Advertising Analytics のディメンションと指標 dimensions-metrics
Advertising Analyticsは、次のディメンションと指標をAnalysis Workspace、Report Builderおよび Analytics レポート API に追加します。