ポートフォリオについて

マネージャーは往々にして、企業がゴールや目標を達成するにはどのプロジェクトが最も役立つのかを見つけ出すという、難しい業務を抱えています。つまり、現在のプロジェクトや潜在的なプロジェクトを、それらの目標にとって重要な基準に基づいて判断している、ということです。この基準には、必要なリソースの数、プロジェクトのコストとリターンの比較、関連するリスクの理解などが含まれます。この情報を使用して、管理者は実行すべきプロジェクトとタイミングを決定できます。

プロジェクトについて検討したり計画を立てたりすることは、それほど難しい作業ではありません。ほとんどのマネージャーが慣れ親しんでいるプロセスです。本当に大変なのは、プロジェクトを他のプロジェクトに対して比較するときです。長く詳細なプロジェクトのリストを調べるのは時間がかかります。そこで、Workfront のポートフォリオが役に立ちます。

ポートフォリオとは

ポートフォリオとは、同じリソース、予算、スケジュール、優先度に対して完了するプロジェクトの集まりです。例えば、マーケティング代理店はポートフォリオを使用することで、特定のクライアント向けにすべてのプロジェクトをグループ化できます。

メインメニューから「ポートフォリオ」セクションに移動したら、ポートフォリオ名をクリックして開きます。

新規プロジェクト」ボタンを使用して、既存のプロジェクトをポートフォリオに簡単に追加できます。または、ポートフォリオ内で直接新しいプロジェクトを作成できます。

新規プロジェクトボタンのドロップダウンメニューの画像

プロジェクトがポートフォリオに追加されたら、ページヘッダーの概要情報を使うことで、プロジェクトのこのコレクションがポートフォリオの目標全体に対してどのように貢献しているのか、プラスなのかマイナスなのか、その概要を把握できます。

ページヘッダーのポートフォリオの概要情報の画像

ポートフォリオ最適化ツール(ポートフォリオオプティマイザー)を使用すると、純価、調整、コスト、リスク、ROI に基づいてプロジェクトの優先順位を付けることができます。

ポートフォリオのプロジェクトの優先順位付けの画像

ポートフォリオへのアクセス

ポートフォリオを操作するには、Workfront でプランライセンスが割り当てられているのに加え、ポートフォリオを使用する権限を付与するアクセスレベルが必要です。

ポートフォリオが作成されたときは、ポートフォリオの作成者または管理者だけがポートフォリオにアクセスできます。ポートフォリオを共有することで、ポートフォリオへの他のアクセス権を付与できます。これにより、ポートフォリオ内のすべてのプログラムやプロジェクトへのアクセス権も付与されます。

ポートフォリオを開き、「…」メニューをクリックして、「共有」を選択します。アクセス権が必要なユーザー、チーム、職務上の役割、グループ、または会社を追加します。次に、それぞれに付与するアクセス権の種類(管理または表示)を判断します。

Workfront のポートフォリオの「共有」オプションの画像

ポートフォリオを作成

ポートフォリオを作成するには、メインメニューで「ポートフォリオ」をクリックします。

メインメニューの画像

ポートフォリオエリアで、「新規ポートフォリオ」をクリックします。

ポートフォリオエリアの画像

ポートフォリオに名前を付け、「新規プロジェクト」をクリックして、プロジェクトをポートフォリオに追加します。プロジェクト ​エリアから行う場合と同様に、様々な方法で新規プロジェクトを作成できます。ここから作成する新規プロジェクトはすべて、このポートフォリオに属します。また、「既存のプロジェクト」をクリックして、リストから既存のプロジェクトを選択することもできます。

新規プロジェクトメニューの画像

ポートフォリオ内でプログラムを作成

プログラム」タブを選択し、「新規プログラム」をクリックしてこのポートフォリオ内に新規プログラムを作成するか、「既存のプログラム」をクリックして他のポートフォリオから既存のプログラムを流用します。

新規プログラムメニューの画像

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