このトピックでは、Analytics を Target のレポートソースとして使用する場合(A4T)に発生する一般的な問題について説明します。
こうなる理由はいくつか考えられます。
Target の分類が完全に処理されていない。
レポートを分類するには、通常、最初の保存から 24 ~ 72 時間かかります。
レポートスイートにはデータが全く含まれていないが、Target はヒットの分類を試行した。Target は最初のヒットが発生するまで、データの分類をおこなうことができません。
レポートスイートで、少なくとも 1 つはヒットがあったことを確認してください。
Target から Analytics への分類呼び出しが失敗した。
カスタマーケアまでお問い合わせください。
新しいアクティビティが追加されてその分類が完了していないことが原因で、レポートに正しくデータが表示された後に「未指定」に戻ることがあります。レポートを分類するには、通常、最初の保存から 24 ~ 72 時間かかりることに注意してください。
「未指定」と表示されていても、データは失われていません。分類が実行された後、データはアクティビティまたはエクスペリエンスに適切に割り当てられます。
詳しくは、A4T での水増しされた訪問と訪問者カウントの最小化を参照してください。
上昇率と信頼性の詳細は、Analytics では利用できません。ただし、これらの詳細は Target レポートで利用できます。
A4T アクティビティには Analytics トラッキングサーバーの指定が必要です。詳しくは、Analytics トラッキングサーバーの使用を参照し、Analytics トラッキングサーバーが正しく設定されていることを確認してください。
Adobe Analytics をアクティビティのレポートソースとして使用する場合、 mbox.js バージョン 61 (またはそれ以降)または at.js バージョン 0.9.1 (またはそれ以降)を使用しているのであれば、アクティビティを作成する際にトラッキングサーバーを指定する必要はありません。mbox.js または at.js ライブラリは、トラッキングサーバーの値を自動的に Target へ送信します。アクティビティの作成時には、目標および設定ページの「トラッキングサーバー」フィールドを空白にできます。
A4T アクティビティの作成を始める前に、適切な権限があることを確認してください。
これは既知の問題です。
これらの指標は否定的な意味を持っていますが、Target レポートでは、これらの指標の上昇が肯定的な現象であるかのように表示されます。例えば、バウンス率を低く抑えたい場合であっても、最も高いバウンス率を持つものが勝者として表示されます。このような指標の取り扱いには注意が必要です。ポートに基づいて判断をおこなう場合には、数値が低下した方が好ましいのか、上昇した方が好ましいのかを確認してください。
Target Standard/Premiumに表示されるレポートスイートのリストは、TargetのレポートソースとしてAnalyticsに設定されたレポートスイートのリストです(A4T)。 つまり、存在するすべてのレポートスイートが表示されるわけではありません。
また、複数のレポートソースを使用する場合は、Targetに設定されているデフォルトのレポートソースにもレポートスイートが存在する必要があります。そうしないと、レポートスイートは表示されません。
探しているレポートスイートがまだ表示されない場合は、クライアントケアに連絡して有効にしてください。
(特に訪問者にエクスペリエンスの資格を与えるページについて)実装を確認して、追加のデータ ID が Target と Analytics の呼び出しで一致していることを確認してください。
mboxMCSDID
パラメーターに含まれます。Analytics 呼び出しでは、追加の ID は sdid
パラメーターに含まれます。experienceCloud.analytics.supplementalDataId
ます。Analytics 呼び出しでは、追加の ID は sdid
パラメーターに含まれます。追加のIDを調べる最も簡単な方法は、Adobe Experience Platformデバッガを使用することです。
デバッガをインストールしていない場合は、Adobe Experience Platformデバッガの紹介を参照してください。
Target 呼び出しに追加のデータ ID がない場合は、VisitorAPI.js ファイルが at.js や mbox.js より先に読み込まれていることを確認してください。Analytics 呼び出しに追加のデータ ID がない場合は、Target 呼び出しが Analytics 呼び出しより先に実行されていることを確認してください。
詳細については、「Analytics for Target の実装」を参照してください。または、カスタマーケアまでお問い合わせください。