グローバル mbox について説明します。グローバル mbox とは、Adobe Target 実装の各 Web ページの最上部でおこなわれる単一のサーバーコールを参照するために使用される名前です。
デフォルトでは、グローバル mbox は、target-global-mbox
という名前が付いています。必要に応じて、アカウント用に名前を変更できます。
標準の mbox(非グローバル mbox)とグローバル mbox には、次のようないくつかの違いがあります。
標準の mbox | グローバル mbox |
---|---|
標準の mbox は、通常、<DIV> タグでコンテンツを囲みます。 |
グローバル mbox は、「空」で、コンテンツを囲みません。 |
1 つのアクティビティのみからのコンテンツは、1 つの標準の mbox に配信できます。 | 複数のアクティビティからのコンテンツは、1 つのグローバル mbox への 1 回の応答で配信できます。 |
複数のアクティビティがグローバル mbox または複数の標準 mbox を使用して配信される場合、Target は、アクティビティがどちらで Web ページに配信されたかによって優先度を判別します。
追加のページレベルのデータは、Target 関数を使用することで、グローバル mbox と共に targetPageParams
に送信できます。これは、mbox パラメーターの機能と同様です。詳しくは、「グローバル mbox にパラメーターを渡す」を参照してください。