Adobe Analytics の追加

このレッスンでは、Adobe Analytics 拡張機能を実装し、Adobe Analytics にデータを送信するルールを作成します。

Adobe Analytics は、顧客像を把握し、顧客インテリジェンスを活用してビジネスを導く力をユーザーに提供する、業界最先端のソリューションです。

メモ

Adobe Experience Platform Launch は、データ収集テクノロジーのスイートとして Adobe Experience Platform に統合されています。 このコンテンツの使用中に注意が必要な、いくつかの用語の変更がインターフェイスにロールアウトされました。

  • platform launch(クライアント側)が tags になりました。
  • platform launchサーバー側が event forwarding になりました。
  • エッジ設定は datastreams になりました。

学習内容

このレッスンを最後まで学習すると、以下の内容を習得できます。

  1. Adobe Analytics 拡張機能の追加
  2. 拡張機能を使用したグローバル変数の設定
  3. ページビュービーコンの追加
  4. ルールを使用した変数の追加
  5. クリック追跡およびその他のイベントベースのビーコンの追加
  6. Analytics プラグインの追加

Analytics のタグには、多くの機能を実装できます。 このレッスンは完全なものではありませんが、お客様独自のサイトで実装するために必要となる、主な技術の概要について明確に説明します。

前提条件

タグの設定 ID サービスの追加 のレッスンを既に完了していること。

さらに、1 つ以上のレポートスイート ID とトラッキングサーバーが必要です。このチュートリアルで使用できるテスト/開発用レポートトスイートがない場合は、作成してください。方法が分からない場合は、ドキュメントを参照してください。トラッキングサーバーは、現在の実装、アドビコンサルタントまたはカスタマーケア担当者から取得できます。

Analytics 拡張機能の追加

Analytics 拡張機能は、次の 2 つの主要部分で構成されます。

  1. 拡張機能設定。コア AppMeasurement.js library 設定を管理し、グローバル変数を設定できます。
  2. 次の操作を実行するルールアクション:
    1. Set Variables
    2. Clear Variables
    3. Analytics ビーコンの送信

Analytics 拡張機能を追加するには、以下を実行します。

  1. 拡張機能/カタログ​に移動します。

  2. Adobe Analytics 拡張機能を検索します。

  3. インストール​をクリックします。

    Analytics 拡張機能のインストール

  4. ライブラリ管理/レポートスイート で、各タグ環境で使用するレポートスイート ID を入力します。 ユーザーがAdobe Analyticsにアクセスできる場合は、ボックスに入力し始めると、すべてのレポートスイートのリストが事前に表示されます。 (このチュートリアルでは、すべての環境に対して 1 つのレポートスイートを使用しても構いませんが、実際の環境では、次の画像のように別々のレポートスイートを使用する必要があります)。

    レポートスイート ID の入力

    ヒント

    ライブラリの管理設定では私に代わってライブラリを管理するオプションを使用すると、AppMeasurement.js ライブラリを最新の状態に維持しやすくなります。

  5. General/Tracking Server の下に、トラッキングサーバー ( 例:tmd.sc.omtrdc.net. サイトが https:// に対応している場合は、SSL トラッキングサーバーを入力します。

    トラッキングサーバーの入力

  6. 「グローバル変数」セクション の「追加設定」で、Page Name データ要素を使用して ページ名 変数を設定します。 データ要素アイコンをクリックしてモーダルを開き、ページの Page Name データ要素を選択します。

  7. ライブラリに保存​をクリックします。

    ページ名変数の設定と保存

メモ

グローバル変数は、拡張機能設定またはルールアクションで設定できます。拡張機能の設定で変数を設定する場合、データレイヤーはタグ埋め込みコードの に定義する必要があります。

ページビュービーコンの送信

次に、Analytics ビーコンを起動するルールを作成します。このルールは、拡張機能設定で設定されたページ名変数を送信します。

このチュートリアルの データ要素、ルールおよびライブラリの追加 で既に、タグライブラリが読み込まれる際に各ページでトリガーされる「All Pages - Library Loaded」ルールを作成しています。 Analytics にもこのルールを使用できます。ただし、この設定では、Analytics ビーコンで使用されるすべてのデータレイヤー属性を、タグ埋め込みコードの前に定義する必要があります。 データ収集をより柔軟に実行できるようにするには、「DOM Ready」でトリガーして Analytics ビーコンを起動する、新しい「all pages」ルールを作成します。

ページビュービーコンを送信するには、以下を実行します。

  1. 左のナビゲーションの「ルール」セクションに移動し、「ルールを追加」をクリックします。

    ルールの追加

  2. ルール名を設定します。All Pages - DOM Ready

  3. イベント/追加​をクリックして、Event Configuration 画面を開きます。

    ルールに名前を付けてイベントを追加する

  4. イベントタイプ/DOM Ready​を選択します(ルールの順序は「50」です)。

  5. 変更を保存​をクリックします。
    イベントの設定

  6. 「アクション」の下のプラスアイコンをクリックして、新しいアクションを追加します。

    「+」アイコンをクリックし、新しいアクションを追加する

  7. 拡張機能/Adobe Analytics を選択します。

  8. アクションタイプ/ビーコンを送信​を選択します。

  9. トラッキングは s.t() に設定したままにします。クリックイベントルールで s.tl() を呼び出す場合は、「ビーコンを送信」アクションでおこなうことも使用できます。

  10. 変更を保存」ボタンをクリックします。

    「+」アイコンをクリックし、新しいアクションを追加する

  11. ライブラリに保存してビルド」をクリックします。

    「ライブラリに保存してビルド」をクリックする

ページビュービーコンの検証

ビーコンを送信するためのルールを作成したら、Experience Cloud デバッガーでそのリクエストを表示できるようになります。

  1. Chrome ブラウザーで Luma サイトを開きます。

  2. デバッガーアイコンExperience Cloud デバッガーを開くをクリックして、Adobe Experience Cloud デバッガー​を開きます。

  3. 前のレッスン で説明したように、Debugger がタグプロパティを お使いの 開発環境にマッピングしていることを確認します。

    デバッガーに表示されるタグ開発環境

  4. クリックして「Analytics」タブを開きます。

  5. レポートスイート名を展開して、それに対するすべての要求を表示します。

  6. そのページ名変数と値で要求が実行されたことを確認します。

    ページヒットの検証

メモ

ページ名が表示されていない場合は、このページの手順を遡り、何もミスがないことを確認してください。

ルールによる変数の追加

Analytics 拡張機能を設定する際、拡張機能設定に pageName 変数を入力しました。タグ埋め込みコードが読み込まれる前に、ページ上で値を使用できる場合、この値は eVar や prop などの他のグローバル変数を入力するのに適しています。

変数やイベントを設定する場所は、Set Variables アクションを使用するルール内でより柔軟に指定できます。ルールを使用すると、異なる条件下で異なる Analytics 変数やイベントを設定できます。例えば、prodView は製品詳細ページでのみ、purchase イベントは注文確認ページでのみ設定できます。ここでは、ルールを使用して変数を設定する方法について説明します。

使用例

製品の詳細ページ(PDP)は、小売サイトでのデータ収集に重要なポイントです。通常は、Analytics に対し、製品の表示が発生し、どの製品が閲覧されたかを登録します。これは、顧客に人気のある製品を把握するのに役立ちます。メディアサイトでは、記事またはビデオページで、このセクションで説明する手法と似たトラッキングテクニックを使用できます。製品の詳細ページを読み込む際、その値を「ページタイプ」eVar に入力し、イベントと製品 ID を設定することができます。これにより、以下の内容を分析で確認できるようになります。

  1. 製品の詳細ページは何回読み込まれたか。
  2. どの製品が何回表示されたか。
  3. その他の要因(キャンペーン、検索など)が、ユーザーが読み込む PDP にどの程度影響しているか。

ページタイプのデータ要素の作成

まずどのページが製品の詳細ページであるかを特定する必要があります。これには、データ要素を使用します。

ページタイプのデータ要素を作成するには、以下を実行します。

  1. 左のナビゲーションで「データ要素」をクリックします。

  2. データ要素を追加​をクリックします。

    新しいデータ要素の追加

  3. データ要素に「Page Type」と名前を付けます。

  4. データ要素の種類/JavaScript 変数​を選択します。

  5. digitalData.page.category.typeJavaScript 変数名 として使用します。

  6. Clean text」および「Force Lower Case」オプションをチェックします。

  7. ライブラリに保存​をクリックします。

    ページタイプ用の新しいデータ要素の追加

製品 ID のデータ要素の作成

次に、現在の製品詳細ページの製品 ID をデータ要素と共に収集します。

製品 ID のデータ要素を作成するには、以下を実行します。

  1. 左のナビゲーションで「データ要素」をクリックします。

  2. データ要素を追加​をクリックします。

    新しいデータ要素の追加

  3. データ要素に「Product Id」と名前を付けます。

  4. データ要素の種類/JavaScript 変数​を選択します。

  5. digitalData.product.0.productInfo.skuJavaScript 変数名 として使用します。

  6. Clean text」および「Force Lower Case」オプションをチェックします。

  7. ライブラリに保存​をクリックします。

    ページタイプ用の新しいデータ要素の追加

Adobe Analytics 製品文字列拡張機能の追加

Adobe Analytics の実装に詳しい方は、products 変数について既に詳しいと思われます。製品変数には特定の構文があり、コンテキストに応じて使用方法は若干異なります。製品変数を生成しやすくするために、タグ拡張マーケットプレイスで、さらに 3 つの拡張機能が作成されました。 この節では、製品の詳細ページで使用できるよう、アドビコンサルティングによって作成された拡張機能を追加します。

Adobe Analytics Product Stringextension を追加するには、以下を実行します。

  1. 拡張機能/カタログページに移動します。

  2. アドビコンサルテングサービスの Adobe Analytics Product String 拡張機能を探し、インストール​をクリックします。
    アドビコンサルティングによる Adobe Analytics 製品文字列拡張機能の追加

  3. しばらく時間をかけ、手順を読んでください。

  4. ライブラリに保存​をクリックします。

    拡張機能をライブラリに保存してビルドする

製品の詳細ページ用のルールの作成

次に、新しいデータ要素と拡張機能を使用して、製品の詳細ページルールを作成します。この機能の場合は、「DOM Ready」によってトリガーされる別のページ読み込みルールを作成します。ただし、製品の詳細ページでのみ実行するよう条件を使用しビーコンを送信するルールより​前に​実行されるように順序を設定します。

製品詳細ページのルールを作成するには、以下を実行します。

  1. 左のナビゲーションの「ルール」セクションに移動し、「ルールを追加」をクリックします。

    ルールの追加

  2. ルール名を設定します。Product Details - DOM Ready - 40

  3. イベント/追加​をクリックして、Event Configuration 画面を開きます。

    ルールに名前を付けてイベントを追加する

  4. イベントタイプ/DOM Ready​を選択します。

  5. 順序 を「40」に設定し、「Analytics/ビーコンを送信」アクションを含むルールの​前に​ルールが実行されるようにします。

  6. 変更を保存​をクリックします。

    イベントの設定

  7. 条件​で、プラスアイコンをクリックして、Condition Configuration 画面を開きます。
    「+」アイコンをクリックし、新しい条件を追加する

    1. 条件タイプ/値の比較​を選択します。

    2. データ要素ピッカーを使用して、最初のフィールドで「Page Type」を選択します。

    3. 比較演算子ドロップダウンで「次を含む」を選択します。

    4. 次のフィールドで、product-page を入力します(PDPのデータレイヤーから取り出したページタイプ値の一意の部分)。

    5. 変更を保存​をクリックします。

      条件の定義

  8. 「アクション」の下のプラスアイコンをクリックして、新しいアクションを追加します。

    「+」アイコンをクリックし、新しいアクションを追加する

  9. 拡張機能/Adobe Analytics 製品文字列​を選択します。

  10. アクションタイプ/s.products を設定​を選択します。

  11. Analytics E コマースイベント」セクションで、prodView を選択します。

  12. 製品データのデータレイヤー変数」セクションで、データ要素ピッカーを使用して Product Id データ要素を選択します。

  13. 変更を保存​をクリックします。

    Adobe Analytics 製品文字列拡張機能を使用した製品文字列変数の追加

  14. 「アクション」の下のプラスアイコンをクリックして、新しいアクションを追加します。

    製品文字列への別のアクションの追加

  15. 拡張機能/Adobe Analytics を選択します。

  16. アクションタイプ/変数の設定​を選択します。

  17. eVar1/設定​を選択し、product detail page を入力します。

  18. イベント 1 を設定し、オプションの値は空白のまま残します。

  19. 「イベント」の下の「その他を追加」ボタンをクリックします。

  20. prodView イベントを設定し、オプションの値は空白のまま残します。

  21. 変更を保存​をクリックします。

    PDP ルールでの Analytics 変数の設定

  22. ライブラリに保存してビルド」をクリックします。

    ルールの保存

製品の詳細ページデータの検証

ビーコンの送信前に変数を設定するルールを作成しました。これで、Experience Cloud デバッガーでヒット内のデータを表示できるようになります。

製品詳細ページデータを検証するには、以下を実行します。

  1. Chrome ブラウザーで Luma サイトを開きます。

  2. 製品の詳細ページに移動します。

  3. デバッガーアイコン Experience Cloud デバッガーを開くをクリックして、Adobe Experience Cloud デバッガー​を開きます。

  4. 「Analytics」タブをクリックします。

  5. レポートスイートを展開します。

  6. 製品詳細変数がデバッガーに表示されています。eVar1 は「製品詳細ページ」に設定されており、Events 変数は「event1」および「prodView」に設定されています。製品変数は表示している製品の製品 ID とともに設定されています。ページ名は引き続き Analytics 拡張機能によって設定されています。

    ページヒットの検証

トラックリンクビーコンの送信

ページが読み込まれると、通常、s.t() 関数によってトリガーされたページ読み込みビーコンが実行されます。これにより、pageName 変数に表示されるページの page view 指標が自動的に増分されます。

しかし、実行するアクションがページビューよりも小さい、またはページビューとは異なるという理由で、サイトのページビュー数を増加させたくない場合があります。この場合は、s.tl() 関数(一般的にトラックリンクリクエストと呼ばれます)を使用します。トラックリンクリクエストと呼ばれていますが、必ずしもリンクのクリックでトリガーする訳ではありません。独自のカスタム JavaScript を含め、タグルールビルダーで使用できるイベントの ** でトリガーできます。

このチュートリアルでは、最も優れた JavaScript イベントの 1 つである s.tl() イベントを使用して Enters Viewport の呼び出しをトリガーします。

ユースケース

この使用例では、ユーザーが Luma のホームページを下にスクロールして、ページの 「おすすめ製品」セクションを表示できるかどうかを知る必要があります。 ユーザーがそのセクションを閲覧できるかどうかに関して、社内で不和があるため、Analytics を使用して真実を判断する必要があります。

タグでのルールの作成

  1. 左のナビゲーションの「ルール」セクションに移動し、「ルールを追加」をクリックします。

    ルールの追加

  2. ルール名を設定します。Homepage - Featured Products enters Viewport

  3. イベント/追加​をクリックして、Event Configuration 画面を開きます。

    おすすめ製品ルールの追加

  4. イベントタイプ/ビューポートに入る​を選択します。表示されたフィールドに CSS セレクターを入力します。このセレクターは、ブラウザーにルールが表示されたときにルールをトリガーする必要のあるページ上の項目を識別します。

  5. Luma のホームページに戻り、「おすすめ製品」セクションまで下にスクロールします。

  6. 「おすすめ製品」のタイトルとこのセクションの項目の間のスペースを右クリックし、右クリックメニューから Inspect を選択します。 探しているものはすぐ近くにあります。

  7. おそらく選択したセクションのすぐ下に、class="we-productgrid aem-GridColumn aem-GridColumn--default--12"を含む div があるはずです。この要素を見つけます。

  8. 要素を右クリックして、コピー/コピーセレクター​を選択します。

    Enters ビューポートイベントの設定

  9. タグに戻り、この値をクリップボードから Elements matching the CSS selector というラベルの付いたフィールドに貼り付けます。

    1. CSS セレクターの識別方法はユーザーが決定します。この方法は、ページ上で特定の変更をおこなうと、このセレクターが壊れる場合があるので、少し脆弱です。タグで任意の CSS セレクターを使用する場合は、この点を考慮してください。
  10. 変更を保存​をクリックします。

    Enters ビューポートイベントの設定

  11. 「条件」で、プラスアイコンをクリックをクリックして、新しい条件を追加します。

  12. 条件タイプ/値の比較​を選択します。

  13. データ要素ピッカーを使用して、最初のフィールドで「Page Name」を選択します。

  14. 比較演算子ドロップダウンで「等しい」を選択します。

  15. 次のフィールドで、content:luma:us:en と入力します(これは、データレイヤーから取り込んだホームページのページ名です。このルールは、ホームページ上でのみ実行する必要があります)。

  16. 変更を保存​をクリックします。

    ホームページでの条件の設定

  17. 「アクション」の下のプラスアイコンをクリックして、新しいアクションを追加します。

  18. 拡張機能/Adobe Analytics を選択します。

  19. アクションタイプ/変数の設定​を選択します。

  20. eVar3Home Page - Featured Products に設定します。

  21. prop3Home Page - Featured Products に設定します。

  22. Events 変数を event3 に設定します。

  23. 変更を保存​をクリックします。

    Enters ビューポートイベントの設定

  24. 「アクション」の下のプラスアイコンをクリックして、新しいアクションを追加します。

  25. 拡張機能/Adobe Analytics を選択します。

  26. アクションタイプ/ビーコンを送信​を選択します。

  27. s.tl() トラッキングオプションを選択します。

  28. リンク名​フィールドに、「Scrolled down to Featured Products」と入力します。この値は、Analytics のカスタムリンクレポートに配置されます。

  29. 変更を保存​をクリックします。

    設定のおすすめ製品ビーコン

  30. ライブラリに保存してビルド」をクリックします。

    ルールを保存してビルドする

トラックリンクビーコンの検証

次に、サイトのホームページの「おすすめ製品」セクションまで下にスクロールすると、このヒットが確実に含まれるようにします。 最初にホームページを読み込んだときには、リクエストは実行されませんが、下にスクロールしてセクションが表示されると、新しい値でヒットが起動します。

  1. Chrome ブラウザーで Lumaサイトを開き、ホームページの先頭に来ていることを確認します。

  2. デバッガーアイコンをクリックして Experience Cloud デバッガーを開き、Adobe Experience Cloud デバッガーを開きます。

  3. 「Analytics」タブをクリックします。

  4. レポートスイートのヒットを展開します。

  5. ホームページの通常のページビューヒットにページ名などが付いています。(ただし、eVar3 や prop3 には何も含まれません)。

    デバッガーのページビュー

  6. デバッガーを開いたまま、「おすすめ製品」セクションが表示されるまで、サイトを下にスクロールします。

  7. デバッガーを再度表示すると、別の Analytics ヒットが表示されるはずです。このヒットには、設定した s.tl() ヒットに関連付けられたパラメーターが含まれている必要があります。すなわち、

    1. LinkType = "link_o" となります(これは、ヒットは、ページビューヒットではなく、カスタムリンクヒットであることを意味します)。

    2. LinkName = "Scrolled down to Featured Products"

    3. prop3 = "Home Page - Featured Products"

    4. eVar3 = "Home Page - Featured Products"

    5. Events = "event3"

      デバッガーのページビュー

プラグインの追加

プラグインは、実装することで、製品に組み込まれていない関数を実行できる JavaScript コードです。プラグインは、ユーザー、他のアドビの顧客やパートナー、またはアドビコンサルティングによって作成できます。

プラグインを実装するには、基本的には次の 3 つの手順があります。

  1. doPlugins 関数を含める(この関数では、プラグインが参照されます)。
  2. プラグインのメイン関数コードを追加する。
  3. 関数を呼び出し、変数などを設定するコードを含める。

Analytics オブジェクトにグローバルでアクセスできるようにする

doPlugins 関数(以下)を追加してプラグインを使用する場合は、チェックボックスをオンにして、Analytics 実装でグローバルに Analytics の「s」オブジェクトを使用できるようにする必要があります。

  1. 拡張機能/インストール済み​に移動します。

  2. Adobe Analytics 拡張機能で​設定​をクリックします。

    Analytics の設定

  3. ライブラリ管理​で、「Make tracker globally accessible」とラベル付けされたボックスを選択します。ヘルプバブルに表示されるように、トラッカーは、window.s の下でグローバルにスコープされるので、顧客の JavaScript で参照する際に重要です。
    トラッカーをグローバルにアクセス可能にする

doPlugins 関数を含める

プラグインを追加するには、doPlugins と呼ばれる関数を追加する必要があります。この関数は、デフォルトでは追加されませんが、追加されると AppMeasurement ライブラリによって処理され、Adobe Analytics にヒットが送信される際に最後に呼び出されます。したがって、この関数を使用すると、JavaScript を実行して、この方法を設定するよりも簡単に変数を設定できます。

  1. Analytics 拡張機能を使用している間に、下にスクロールして「Configure Tracker Using Custom Code.」セクションを展開します。

  2. エディターを開く​をクリックします。

  3. コードエディターに次のコードを貼り付けます。

    /* Plugin Config */
    s.usePlugins=true
    s.doPlugins=function(s) {
    /* Add calls to plugins here */
    }
    
  4. 次の手順で使用するので、このウィンドウを開いておきます。

プラグインに関数コードを追加します。

このコードでは 2 つのプラグインを呼び出しますが、そのうちの 1 つは AppMeasurement ライブラリに組み込まれているので、呼び出す関数を追加する必要はありません。ただし、2 番目の関数については、関数コードを追加する必要があります。この関数は、getValOnce() と呼ばれます。

getValOnce() プラグイン

このプラグインの目的は、訪問者がページを更新したとき、またはブラウザーの戻るボタンを使用して値が設定されたページに戻ったときに、コード内で誤って値が複製されるのを防ぐことです。このレッスンでは、clickthrough イベントの重複を防ぐためにこれを使用します。

このプラグインのコードは Analytics のドキュメントで入手できますが、簡単にコピーして貼り付けられるよう、ここに含まれています。

  1. 次のコードをコピーします。

    /* Adobe Consulting Plugin: getValOnce v2.01 */
    s.getValOnce=function(vtc,cn,et,ep){if(vtc&&(cn=cn||"s_gvo",et=et||0,ep="m"===ep?6E4:864E5,vtc!==this.c_r(cn))){var e=new Date;e.setTime(e.getTime()+et*ep);this.c_w(cn,vtc,0===et?0:e);return vtc}return""};
    
  2. Analytics 拡張機能のコードウィンドウ(まだ開いていない場合は、前の手順に従って再度開きます)にペーストします。doPlugins 関数の下に(関数の内部ではなく)完全に​にペーストします。

    プラグインコードの追加

これで、このプラグインを doPlugins 内から呼び出せるようになりました。

doPlugins 内からのプラグインの呼び出し

これでコードが配置され、参照できるようになったので、doPlugins 関数内でプラグインを呼び出すことができます。

まず、AppMeasurement ライブラリに組み込まれているプラグイン(ユーティリティ)を呼び出します。これは、s.Util.getQueryParam と呼ばれ、s オブジェクトの一部であるため、ビルトインユーティリティであり、URL のクエリー文字列のパラメーターに基づいて値を取得します。

  1. 次のコードをコピーします。

    s.campaign = s.Util.getQueryParam("cid");
    
  2. doPlugins 関数に貼り付けます。これにより、現在のページ URL で cid というパラメーターを探し、s.campaign 変数に配置します。

  3. 次のコードをコピーして、getQueryParam への呼び出しの下に張り付け、getValOnce 関数を呼び出します。

    s.campaign=s.getValOnce(s.campaign,'s_cmp',30);
    

    このコードを使用すると、同じ値が連続した 30 日間に 2 回以上送信されないようにすることができます(必要に応じてこのコードをカスタマイズする方法については、ドキュメントを参照してください)。

    doPlugins でのプラグインの呼び出し

  4. コードウィンドウを保存します。

  5. ライブラリに保存してビルド」をクリックします。

    doPlugins でのプラグインの呼び出し

プラグインの検証

次に、プラグインが機能していることを確認できます。

プラグインを検証するには、以下を実行します。

  1. Chrome ブラウザーで Luma サイトを開きます。

  2. デバッガーアイコンExperience Cloud デバッガーを開くをクリックして、Adobe Experience Cloud デバッガー​を開きます。

  3. 「Analytics」タブをクリックします。

  4. レポートスイートを展開します。

  5. Analytics ヒットには Campaign 変数はありません。

  6. デバッガーを開いたまま Luma サイトに戻り、?cid=1234 を URL に追加してから、Enter を押してそのクエリー文字列を含むページを更新します。

    クエリー文字列の追加

  7. デバッガーを選択し、Campaign 変数が 1234 に設定された 2 回目の Analytics リクエストがあることを確認します。

    getQueryParam 手順 1

  8. クエリー文字列を URL 内に残したまま、戻って Luma ページをもう一度更新します。

  9. デバッガーで次のヒットをチェックすると、Campaign 変数が存在​しない​はずです。getValOnce プラグインは、重複がなく、別の人がキャンペーントラッキングコードから来たように見えないように確認しているからです。

    getQueryParam 手順 1

  10. ボーナス:クエリー文字列内の cid パラメーターの値を変更することで、これを何度もテストできます。Campaign 変数は、値が含まれるページを 初めて 実行したときにのみ表示される必要があります。デバッガーに Campaign 値が表示されていない場合は、URL のクエリー文字列にある cid の値を変更し、Enter を押して、デバッガーで再度表示します。

    メモ

    実際には、 Analytics 拡張機能の設定など、URL のクエリー文字列からパラメーターを取得する方法はいくつかあります。ただし、これら以外のプラグインオプションでは、getValOnce プラグインを使用してここでおこなった操作と同じように、不要な重複を停止する機能は提供していません。これは著者が気に入っている方法ですが、どの方法がお客様やお客様のニーズに最適かは、お客様が判断する必要があります。

お疲れ様です。Analytics のレッスンが完了しました。もちろん、Analytics の実装を強化するためにできることは他にも多数ありますが、できれば残りのニーズに対処するためのコアスキルを習得できたと思います。

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