ここでは、AEM Screens Player のインストール方法について説明します。
AEM Screens Player は Android、Chrome OS、Windows で使用できます。
AEM Screens Player をダウンロードするには、AEM Screens Player のダウンロードページにアクセスします。
最新のプレーヤー(.exe)をダウンロードしたら、以下の手順に従ってプレイヤーのアドホックインストールを完了します。
プレーヤーは、各 ping
(デフォルトは 30 秒)で様々な再生指標を報告します。これらの指標に基づいて、様々なエッジケース(動きのないエクスペリエンス、空白の画面、スケジュールの問題など)を検出できます。これにより、デバイスの問題を把握してトラブルシューティングできるので、調査や修正を迅速に行えます。
AEM Screens Player での基本的な再生モニタリングにより、以下が可能になります。
プレーヤーがコンテンツを適切に再生しているかどうかのリモート監視
空白の画面やフィールド内のエクスペリエンスの不具合に対する反応性の向上
不具合のあるエクスペリエンスがエンドユーザーに表示されるリスクの軽減
各 ping
には、次のプロパティが含まれています。
プロパティ | 詳細 |
---|---|
id | プレーヤーの識別子 |
activeChannel | 現在再生中のチャネルパス。何もスケジュールされていない場合は null |
activeElements | コンマ区切りの文字列。再生中のすべてのシーケンスチャネルに現在表示されている要素(マルチゾーンレイアウトの場合は複数)を表します |
isDefaultContent | 再生チャネルがデフォルトチャネルまたはフォールバックチャネルと見なされる(つまり、優先度が 1 でスケジュールが設定されていない)場合は true |
hasContentChanged | コンテンツが過去 5 分間に変更された場合は true、それ以外の場合は false |
lastContentChange | 最後にコンテンツが変更されたときのタイムスタンプ |
オプションで、プレーヤーの環境設定(「再生モニタリングを有効にする」)から、次の高度なプロパティを有効にすることができます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
isContentRendering | GPU が実際のコンテンツを再生していることを(ピクセル分析に基づいて)確認できる場合は true |
基本的な再生モニタリングに関するいくつかの制限事項を以下に示します。
プレーヤーが自分自身の再生状態をサーバーに報告するので、アクティブな接続が必要です。
GPU が現在、大量のリソースを消費しているかどうかを確認する isContentRendering
プロパティがデフォルトで有効になっている必要があり、プレーヤーの環境設定で明示的にオプトインする必要があります。実稼動環境では、ビデオと組み合わせて使用しないことをお勧めします。
この機能はシーケンスチャネルの場合にのみサポートされており、インタラクティブチャネル(SPA)のユースケースにはまだ対応していません。
これらの指標はユーザーにまだ完全には公開されておらず、ダッシュボードのようなレポートおよび警告メカニズムを近い将来実現するように鋭意取り組んでいるところです。
詳細については、以下のトピックを参照してください。
Android プレーヤーをダウンロードするには、Google Play にアクセスします。Android ウォッチドッグの実装については、Android プレーヤーの実装を参照してください。
Chrome OS プレーヤーの実装について詳しくは、Chrome 管理コンソールを参照してください。
Windows 版 AEM Screens Player を設定するには、Windows 10 プレーヤーの実装を参照してください。