Adobe Experience Manager(AEM)as a Cloud Service のコンテンツフラグメントは、ページに依存しないアセットとして作成および管理されます。
これによりチャネルに依存しないコンテンツを、様々なバリエーション(チャネル固有)で作成できます。その後、コンテンツページをオーサリングする際に、これらのフラグメントとそれらのバリエーションを使用できます。
更新された JSON エクスポーターと共に構造化コンテンツフラグメントを使用して、AEM コンテンツをコンテンツサービス経由で AEM ページ以外のチャネルに配信することもできます。
コンテンツフラグメントと**エクスペリエンスフラグメント**は、AEM 内の異なる機能です。
エクスペリエンスフラグメントには、コンテンツフラグメントの形式でコンテンツを含めることができますが、その逆はできません。
詳細については、🔗AEM のコンテンツフラグメントおよびエクスペリエンスフラグメントについても参照してください。
このページは、基本的な用語および概念をフラグメントの作成および管理と共に紹介しているコンテンツフラグメントの使用方法(および関連ページ)と併せて読む必要があります。
コンテンツフラグメントでは、次のアクションを実行できます。
編集するページを開きます。
コンテンツフラグメントコンポーネントを、コンポーネントブラウザーまたは「新規コンポーネントを挿入」のいずれかから開きます。
次のいずれかを実行できます。
特定のコンテンツフラグメントをページに直接ドラッグすることもできます。これにより、関連コンポーネントが自動的に作成されます(コンテンツフラグメント)。
最初に、メイン要素およびマスター(バリエーション)からのコンテンツが表示されます。必要に応じて、他のエレメントやバリエーションを選択できます。
その他の編集機能について詳しくは、次を参照してください。
フラグメントの設定ダイアログを開き、フラグメントを現在のページで使用するように設定します。ダイアログは、使用されるコンポーネントによって異なる場合があります。
コンテンツフラグメントコンポーネントも参照してください。
適切な設定ダイアログで、以下をはじめとする使用可能なパラメーターを選択できます。
コンテンツフラグメント
ディスプレイモード:
エレメント
使用できるエレメントは、使用するモデルによって異なります。
バリエーション
ID
コンポーネントツールバーの編集アイコンを使用して、フラグメントのソースを開いて(アセットを)編集できます。この機能により、コンテンツフラグメントを編集および管理できます。
フラグメントソースの編集は、そのコンテンツフラグメントを参照するすべてのページに影響します。
特定のコンテンツフラグメントをページに追加すると、フラグメントの各 HTML 段落間(および上部/下部)にコンポーネントをここにドラッグプレースホルダーが表示されます。
これにより、ルートフラグメントを変更することなく、フラグメントコンテンツの中間(中間コンテンツ)(の利用可能な任意のポイント)にコンテンツを追加できます。
中間コンテンツでは、次のことができます。
中間コンテンツは、ページコンテンツです。中間コンテンツはコンテンツフラグメントに保存されません。
フラグメント自体にビジュアルアセット(画像)を挿入することもできます。
フラグメント自体に挿入されたビジュアルアセットは、フラグメントの前の段落に配置されます。つまり、ビジュアルアセットと前の段落の間に中間コンテンツを配置することはできません。このレベルの接続が必要な場合は、画像をフラグメントに(混在メディアフラグメントとして)追加できます。
ページのコンテンツフラグメントに中間コンテンツを追加した後に、基になるコンテンツフラグメントの構造をコンテンツフラグメントエディターなどで変更すると、エラーや予期しない結果を引き起こすおそれがあります。
これが発生した場合、中間コンテンツはそのまま維持されます。
中間コンポーネントは、フラグメントフローのコンポーネントのシーケンス内に絶対位置を持ちます。この位置は、フラグメント内の段落のコンテンツが変更されても変更されません。
中間段落は隣に位置する(フラグメント)段落とコンテキスト関係を持たないので、これにより、相対位置が変更したかのように見せることができます。
2 つの段落構造が競合する場合を除きます。競合する場合、中間コンテンツは(内部的には存在していますが)表示されません。
コンテンツフラグメントにコンテンツを関連付けた場合、これらのアセットは(フラグメントをコンテンツページに配置した後に)サイドパネルから使用できます。関連付けられたコンテンツは、事実上、中間コンテンツ用のコンテンツの特別なソースになります。
ビジュアルアセット(画像など)をフラグメントやページに追加するには、様々な方法があります。
1 つのページに複数のコンテンツフラグメントがある場合、「関連コンテンツ」タブにすべてのフラグメントに適切なアセットが表示されます。
コンテンツが関連付けられたフラグメントをページに追加すると、新しいタブ(「関連コンテンツ」)がサイドパネルに開きます。
ここから、アセットを必要な場所(既存の位置または適切なコンポーネントが作成される必要がある位置)にドラッグできます。
アセット(画像など)がフラグメント自体に(混在メディアフラグメントとして)挿入されている場合、ページエディターでこれらのアセットを編集するためのオプションは制限されます。
例えば、画像の場合、次のことができます。
移動、コピー、削除などの他の変更は、フラグメントエディターで行う必要があります。
フラグメントを公開済みの web ページで使用できるようにするには、フラグメントを公開する必要があります。