管理者は、Adobe Admin Console を使用して Experience Manager Assets Brand Portal のユーザーおよび製品プロファイルを作成でき、ユーザーの役割を Brand Portal ユーザーインターフェイスで管理できます。これは閲覧者と編集者にはない権限です。
Admin Console には、組織に関連するあらゆる製品が表示されます。これには、例えば Adobe Analytics や Adobe Target、Experience Manager Assets Brand Portal など、様々な Adobe Experience Cloud ソリューションが含まれます。AEM Brand Portal 製品を選択し、製品プロファイルを作成する必要があります。
製品プロファイルは、8 時間おきに Brand Portal ユーザーインターフェイスと同期され、Brand Portal にグループとして表示されます。ユーザーを追加して製品プロファイルを作成し、それらの製品プロファイルにユーザーを追加したら、Brand Portal でユーザーとグループに役割を割り当てることができます。
Brand Portal でグループを作成するには、Adobe Admin Console から、ユーザー/ユーザーグループではなく、製品/製品プロファイルを使用します。Adobe Admin Console の製品プロファイルは、Brand Portal でグループを作成するために使用されます。
製品管理者は、Adobe Admin Console を使用してユーザーを作成し、それらのユーザーを製品プロファイル(旧称:製品設定)に割り当てることができます。製品プロファイルは Brand Portal にグループとして表示されます。これにより、グループを使用して役割の管理やアセットの共有などの操作を一括して実行できます。
Brand Portal へのアクセス権がない新しいユーザーは、Brand Portal のログイン画面からアクセス権を申請できます。詳しくは、Brand Portal へのアクセス権の申請を参照してください。管理者は、通知領域にアクセス権申請の通知が届いたら、関連する通知をクリックして「アクセス権を付与」をクリックします。または、アクセス権申請の電子メールが届いたら、そこに記載されているリンクをクリックします。その後、Adobe Admin Console からユーザーを追加するには、以下の手順 4~7 を行います。
Adobe Admin Console には、直接または Brand Portal からログインできます。直接ログインした場合は、以下の手順 4~7 に従って、ユーザーを追加します。
上部の AEM ツールバーでアドビのロゴをクリックして、管理ツールにアクセスします。
管理ツールパネルの「ユーザー」をクリックします。
ユーザーの役割ページで、「管理」タブをクリックし、「Admin Console を起動」をクリックします。
Admin Console で、以下のいずれかの手順を実行して、新しいユーザーを作成します。
ユーザーを追加ダイアログで、追加するユーザーの電子メール ID を入力するか、入力中に表示される候補リストからユーザーを選択します。
1 つ以上の製品プロファイル(旧称:製品設定)にユーザーを割り当てます。製品プロファイルに割り当てられたユーザーは、Brand Portal にアクセスできます。「この製品のプロファイルを選択してください」フィールドから、適切な製品プロファイルを選択します。
「保存」をクリックします。新しく追加されたユーザーに「ようこそ」のメールが送信されます。招待されたユーザーは、「ようこそ」のメールに記載されているリンクをクリックして、Brand Portal にアクセスできます。ユーザーは、Admin Console で設定されたメール ID(Adobe ID、Enterprise ID、またはフィードID)を使用してログインできます。詳しくは、初回のログイン操作を参照してください。
ユーザーが Brand Portal にログオンできない場合は、組織の管理者が Adobe Admin Console にアクセスして、そのユーザーが存在しており、1 つ以上の製品プロファイルに追加されていることを確認してください。
管理者権限の付与について詳しくは、ユーザーへの管理者権限の付与を参照してください。
Admin Console の製品プロファイル(旧称:製品設定)は、Brand Portal でグループを作成するために使用されます。これにより、Brand Portal 内で役割の管理やアセットの共有などを一括して実行できます。Brand Portal は、デフォルトで使用可能な製品プロファイルです。これとは別の製品プロファイルを作成し、その新しい製品プロファイルにユーザーを追加することもできます。
Admin Console には、直接または Brand Portal からログインできます。Admin Console に直接ログインした場合は、以下の手順 4~7 に従って、製品プロファイルを追加します。
上部の AEM ツールバーでアドビのロゴをクリックして、管理ツールにアクセスします。
管理ツールパネルの「ユーザー」をクリックします。
ユーザーの役割ページで、「管理」タブをクリックし、「Admin Console を起動」をクリックします。
上部のツールバーの「製品」をクリックします。
製品ページでは、「製品プロファイル」がデフォルトで選択されています。「新しいプロファイル」をクリックします。
新しいプロファイルを作成ページで、プロファイル名、表示名およびプロファイルの説明を入力します。また、ユーザーがプロファイルに追加された場合やプロファイルから削除された場合に電子メールで通知するかどうかも選択します。
「完了」をクリックします。例えば、次の例では、製品設定グループ「Sales group」が Brand Portal に追加されています。
Brand Portal グループにユーザーを追加するには、Admin Console で、対応する製品プロファイル(旧称:製品設定)にユーザーを追加します。ユーザーは個別に追加することも、一括で追加することもできます。
Admin Console には、直接または Brand Portal からログインできます。Admin Console に直接ログインした場合は、以下の手順 4~7 に従って、製品プロファイルにユーザーを追加します。
上部のツールバーで Experience Manager ロゴをクリックして、管理ツールにアクセスします。
管理ツールパネルの「ユーザー」をクリックします。
ユーザーの役割ページで、「管理」タブをクリックし、「Admin Console を起動」をクリックします。
の起動
上部のツールバーの「製品」をクリックします。
製品ページでは、「製品プロファイル」がデフォルトで選択されています。ユーザーを追加する製品プロファイル(例:Sales group)を開きます。
製品プロファイルにユーザーを個別に追加するには、以下の手順を実行します。
製品プロファイルにユーザーを一括で追加するには、以下の手順を実行します。
ユーザーをカスタム製品プロファイルや新しい製品プロファイルに追加したときに、そのユーザーに電子メール通知が送信されることはありません。
システム管理者または製品管理者の権限を Brand Portal ユーザーに付与することができます。Admin Console で使用可能なその他の管理権限(製品プロファイル管理者、ユーザーグループ管理者、サポート管理者などの権限)は付与しないでください。これらの役割について詳しくは、管理ロールを参照してください。
Admin Console には、直接または Brand Portal からログインできます。Admin Console に直接ログインした場合は、以下の手順 4~8 に従って、製品プロファイルにユーザーを追加します。
上部の AEM ツールバーでアドビのロゴをクリックして、管理ツールにアクセスします。
管理ツールパネルの「ユーザー」をクリックします。
ユーザーの役割ページで、「管理」タブをクリックし、「Admin Console を起動」をクリックします。
上部のツールバーの「ユーザー」をクリックします。
ユーザーページでは、左パネルの「ユーザー」がデフォルトで選択されています。管理者権限を付与するユーザーの名前をクリックします。
ユーザープロファイルページ下部の「管理権限」セクションで、省略記号(…)/管理者権限を編集 を選択します。
管理者を編集ページで、「システム管理者」または「製品管理者」を選択します。
Brand Portal では、システム管理者と製品管理者の役割のみをサポートしています。
システム管理者の役割は使用しないことをお勧めします。なぜなら、システム管理者の役割は、組織のすべての製品に対する組織レベルの管理者権限を付与することになるからです。例えば、3 つのマーケティングクラウド製品を扱う組織のシステム管理者は、これら 3 つの製品に対するすべての権限を保有します。Experience Manager Assets から Brand Portal にアセットを公開できるように Experience Manager Assets を設定できるのは、システム管理者だけです。詳しくは、Experience Manager Assets と Brand Portal の連携の設定を参照してください。
それに対して、製品管理者の役割は、特定の製品に対する管理者権限のみを付与します。Brand Portal 内で、より詳細なアクセス制御を適用する場合は、製品管理者の役割を使用して、製品を「Brand Portal」として選択します。
Brand Portal は、製品プロファイル管理者(旧称:設定管理者)の権限をサポートしていません。ユーザーに製品プロファイル管理者の権限を割り当てることは避けてください。
管理者タイプの選択を確認し、「保存」をクリックします。
ユーザーの管理者権限を失効にするには、管理者を編集ページで適切な変更を行い、「保存」をクリックします。
管理者は、Brand Portal でユーザーの役割を変更できます。
管理者の役割以外にも、Brand Portal は、次の役割をサポートしています。
上部の AEM ツールバーでアドビのロゴをクリックして、管理ツールにアクセスします。
管理ツールパネルの「ユーザー」をクリックします。
ユーザー役割ページでは、「ユーザー」タブがデフォルトで選択されています。役割を変更するユーザーの役割ドロップダウンから、「エディター」または「閲覧者」を選択します。
複数のユーザーの役割を同時に変更するには、ユーザーを選択し、役割ドロップダウンから適切な役割を選択します。
管理者ユーザーの役割リストは無効になっています。管理者ユーザーを選択して、役割を変更することはできません。
ユーザーがエディターグループのメンバーの場合は、ユーザーの役割も無効になっています。ユーザーの編集権限を失効するには、エディターグループからそのユーザーを削除するか、グループ全体の役割を「閲覧者」に変更します。
「保存」をクリックします。対応するユーザーの役割が変更されます。複数のユーザーを選択している場合は、すべてのユーザーの役割が同時に変更されます。
ユーザー権限の変更は、ユーザーが Brand Portal に再ログインするまで、ユーザー役割ページに反映されません。
管理者は、Brand Portal で特定の権限をユーザーグループに関連付けることができます。ユーザーの役割ページの「グループ」タブでは、管理者は次の操作を行うことができます。
リンクとして共有されたアセットの場合、画像ファイルのオリジナルのレンディションへのアクセス権限は、アセットを共有しているユーザーの権限に基づいて適用されます。
特定のグループメンバーがオリジナルのレンディションにアクセスするための役割および権限を変更するには、次の手順に従います。
ユーザーの役割ページで、「グループ」タブに移動します。
役割を変更するグループを選択します。
役割ドロップダウンリストから、適切な役割を選択します。
グループのメンバーに対し、ポータルまたは共有リンクからダウンロードした画像ファイル(.jpeg、.tiff、.png、.bmp、.gif、.pjpeg、x-portable-anymap、x-portable-bitmap、x-portable-graymap、x-portable-pixmap、x-rgb、x-xbitmap、x-xpixmap、x-icon、image/photoshop、image/x-photoshop、.psd、image/vnd.adobe.photoshop)のオリジナルレンディションへのアクセスを許可するには、そのグループの「オリジナルへのアクセス」オプションを選択したままにします。デフォルトでは、「オリジナルへのアクセス」オプションはすべてのユーザーで選択されています。ユーザーグループがオリジナルのレンディションにアクセスできないようにするには、そのグループに対応するオプションの選択を解除します。
ユーザーが複数のグループに追加されていて、そのいずれかのグループが制約を受ける場合、そのユーザーにはこの制約が適用されます。
また、管理者は、画像ファイルのオリジナルのレンディションへのアクセスに関する制約を受けません(その管理者が制約対象となるグループのメンバーである場合も、制約は適用されません)。
「保存」をクリックします。対応するグループの役割が変更されます。
ユーザーとグループの関連付け、またはユーザーのグループメンバーシップは、8 時間おきに Brand Portal と同期されます。ユーザーまたはグループの役割の変更は、次回の同期ジョブの実行後に反映されます。