センサーは、サーバー上で使用する場合、有効なHTTPリクエストヘッダーや応答ヘッダー、またはサーバーのAPIを通じてイベントデータのフィールドを収集できます。
こうしたデータフィールドを収集するには、txlogd.conf の Sensor 設定ファイルに目的のヘッダーフィールドまたは変数を指定する必要があります。
txlogd.confで収集するリクエストヘッダーフィールド(例えば、ホスト、Accept-Encoding、Keep-Aliveなど)を指定する構文を次に示します。
LogHeader RequestHeaderName
収集されたデータは、Sensorによって、data workbench serverによって作成された.vslファイルの「cs(RequestHeaderName)」フィールドに記録されます。 例えば、リクエストヘッダー「Host」から特定のリクエストヘッダー値を収集するには、txlogd.confに「LogHeader Host」と入力します。 データは、イベントデータレコードの「cs(Host)」フィールドに記録されます。
Sensor では、ファイルに含めるSpecialLogFieldエントリを使用して、応答ヘッダーやAPIでアクセス可能なサーバー変数からデータのフィールドを収集 txlogd.conf できます。また、「LogHeader」エントリに加えて、またはの代わりに「SpecialLogField」エントリを使用して、要求ヘッダーを収集することもできます。 リクエストヘッダーを参照してください。 リクエストヘッダーオプションは、後方互換性を維持するために使用できます。
txlogd.confで「SpecialLogField」を指定する構文を次に示します。
SpecialLogField cs(log field) = serverVariable stage
次の表に、「SpecialLogField」エントリのコンポーネントの説明を示します。
コンポーネント | 説明 |
---|---|
cs(logフィールド) | 収集したデータがイベントデータレコードに記録されるフィールドの名前と、 data workbenchサーバーによって作成された .vsl ファイル。 |
serverVariable | サーバーのAPIを介して Sensor で使用できるサーバー変数 例:response.p3p |
ステージ | vys_logまたはvys_cookie ステージを指定するには、vys_logとvys_cookieに使用できるサーバー変数を把握しておく必要があります。 例:serverVariable response.p3pの場合、 vys_logと入力します。 |
拡張可能なイベントデータレコードフィールドを収集するためのSensorの設定については、Adobeコンサルティングサービスにお問い合わせください。