コレクターが別の方法で実行されているかどうかを確認します。
推奨頻度: 5 ~ 10分ごと
コレクターが実行されていることを確認する方法の1つは、トランスミッターでサイトテスト機能を有効にすることです。 サイトテストを有効にすると、トランスミッターは定期的に(60秒ごとに)、コレクターが実行されているWebサーバーにGETリクエストを送信します。 Site TestがWebサーバから応答を受け取らない場合は、エラーメッセージをsyslogに書き込み、data workbench serverにエラーメッセージを送信します(このメッセージはsensor-logファイルに書き込まれます)。
Site Testは、Webサーバからの応答を受け取ると、Webサーバからのパケットをキューファイルで探します。 パケットが表示されない場合(コレクタがイベントをキャプチャするために実行されていなかったことを示す)、Site Testはエラーメッセージをsyslogに書き込み、Adobeにエラーメッセージを送信します(これもsensor-logファイルに書き込まれます)。
Site TestがWebサーバーに送信する要求で、Site TestはUser-Agentの値を「Sensor Test」に設定します。 これらのリクエストをデータセットに表示しない場合は、 data workbench serverのLookupsフォルダーのBaseline Robots List.txtファイルまたはExtended Robots List.txtファイルに「 Sensor Test 」ユーザーエージェントを追加します。
トランスミッターでサイトテストを有効にするには
Sensorが実行されているマシン上でtxlogd.confファイルを探し、テキストエディターで開きます。
txlogd.confファイル内で、「SiteTest」行を探し、次のように設定します。 txlogd.confファイルに「SiteTest」行が含まれていない場合は、設定ファイルの末尾に行を追加します。
SiteTest http、serverAddress、port、resource
ここで、 serverAddressはWebサーバーの名前またはIPアドレス、 portはサーバーのHTTPリスニングポート、 resourceはサーバーのテスト時にSite Testが要求する特定のリソースです。 resourceにはクエリ文字列を含めることができます。
例:SiteTest http,localhost,80,/index.jsp
複数のWebサーバーをテストするには、複数のSiteTest行を指定するだけです。
Webサーバー上でコレクターが実行されていることを確認するもう1つの方法は、Sensorがクライアントに返されるWebサーバーの応答にCookieを設定しているかどうかを確認することです。 コレクターが動作している場合、Webサーバーは「v1st」Cookieを返します。
cookieの名前は変更できます。 既に名前を付けている場合は、v1stではなく、指定した名前を探す必要があります。
このチェックは、自動スクリプトまたは監視エージェントを使用して実行できます。 このタスクに関するサンプルスクリプトやその他のヘルプについては、Adobeコンサルティングサービスにお問い合わせください。