タブ区切り値(.tsv)ファイルを参照するベクトルレイヤーを作成すると、描画手順および経度と緯度のデータを .tsv ファイルから取得することによってベクトルデータが得られます。
.tsvファイルを参照するベクトルレイヤーを定義するには、次の条件を満たす必要があります。
経度と .tsv 緯度のデータを含む、グローブ上にベクトルを描くためのデータを含むファイル。.tsvファイルに必要な形式について詳しくは、 Vector TSV File Formatを参照してください。
ファイル の場所を指定するレイヤーフ .tsv ァイル。レイヤーファイルの必要な形式について詳しくは、「ベクトルレイヤーファイルの形式」を参照してください。
.tsvファイルには、次の3つのタブ区切りの列が含まれている必要があります。
その他の列は無視されます。
ベクトルレイヤーのデータを含むサンプルの.tsvファイルを次に示します。
.tsvファイルを参照する各ベクトルレイヤーファイルは、次のテンプレートを使用してフォーマットする必要があります。
Layer = VectorLayer:
TSV Files = vector: n items
0 = string: Maps\\File Name.tsv
1 = string: Maps\\File Name.tsv
. . .
n-1 = string: Maps\\File Name.tsv
Color = v3d: color vector
Alpha = double: alpha
Width = double: width
Error Factor = double: error factor
パラメーター | 説明 |
---|---|
TSV Files | ベクトルデータを含む .tsv ファイルへのパス。 例:Maps\\USVectorData.tsv |
Color | RGB カラーベクトルで、(red,green,blue) として表されます。ベクトル内のカラーごとに、0.0 ~ 1.0 の値を入力できます。例えば、(1.0, 0.0, 0.0) は明るい赤で、(0.5, 0.5, 0.5) はグレーです。 |
Alpha | グローブ上に表示されるベクトルの透明度を制御します。範囲は 0 ~ 1 で、0 が最も透明になります。 |
Width | (オプション)データの幅をピクセル単位で設定します。推奨範囲は 1 ~ 4 です。 |
Error Factor | ベクトルをどれくらい正確に描画するかを制御します。値が大きくなると、ベクトルの描画精度は低下しますが、高速になります。デフォルト値は 5 です。 |