変換を構築する際の規則

重要

Data Workbench 提供終了のお知らせ.

変換を構築するうえでの決まりごとを表形式で示します。

規則 説明
順次実行

データセット設定ファイルに記述された変換は、上から順に(設定ファイルに列挙された順番に)ログエントリに適用されます。したがって、変換の出力結果を他の変換の入力として使用するためには、その順序で変換を記述する必要があります。つまり、ある変換からの出力を別の変換への入力として使用する場合、データセット設定ファイルには、前者を後者よりも前に配置することが重要となります。そのようにしないと、Data Workbench サーバーでエラーが発生します。

複数のデータセットインクルードファイル内に定義された変換の順序付けは、処理ステージによって行うことができます。特定の処理ステージに関連付けられているすべてのデータセットインクルードファイルについて、変換の順序は、その入力と出力に基づいて決まります。加えて、1 つのステージ内の複数のデータセットインクルードファイルから、変換の結果として、同じフィールドにデータが出力された場合、Data Workbench サーバーからエラーが生成されます。

ステージについて詳しくは、 ログ処理設定ファイル, 変換設定ファイル、および データセットインクルードファイル.

一連の変換によってフィールドに加えられる変更は、変換依存関係マップに表示されます。詳しくは、 データセット設定ツール.

出力名 変換には通常、出力フィールドを指定します。ユーザー定義の拡張フィールドを出力先とする場合、そのフィールド名は「x-」で始める必要があります。出力フィールド名に、スペースや特殊文字を含めることはできません。読みやすくするために、拡張フィールドの名前に大文字と小文字を混在させることはできますが(「x-NewCampaignName」、「x-New-Campaign-Name」など)、ソフトウェア内の処理としては、大文字と小文字が区別されません。
入力フィールド

入力フィールドは、いずれかのベースラインフィールド、または先行する変換の出力として得られたユーザー作成フィールドを指します。定数文字列が必要な場合、ベースラインフィールドやユーザー作成フィールドの代わりに、二重引用符で囲まれた文字列を使用することができます。

Data Workbench サーバーが処理できる代表的なデータフィールドの例については、 イベントデータレコードフィールド.

単純な文字列と文字列ベクトル すべての変換は、文字列か、文字列ベクトルに対して作用します。単純な文字列は、直接表記された一連の文字です。文字列ベクトルは、0 個以上の単純な文字列を決まった順序で格納したものです。

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