Data Workbench 提供終了のお知らせ.
タイムゾーンのコードと形式について取り上げます。
Data Workbench サーバーでは、時刻を指定するパラメーターの大半で次の形式が使用されます。
タイムゾーンの表現には、システムに依存しない次の形式(協定世界時)が使用されます。
記号(+)の部分にはプラス(+)記号かマイナス(-)記号を、hhmm には UTC からのオフセット(時と分)を指定します。dstrules は、夏時間などの時刻調整制度を導入するための一連のルールを指定する変数です(省略可能)。
dstrules を指定する場合、dstrules.dst という名前のタブ区切りファイルが、Base プロファイル(特定のデータセットに関連付けられていない設定ファイル)またはデータセットプロファイル(データセット固有の設定ファイル)の Dataset\TimeZone ディレクトリに存在する必要があります。タイムゾーンに依存しない、夏時間の一連のルールをこのファイルで指定します。一連のルールは、年度ごとに異なっていても構いません。アドビが提供している DST.dstBase ファイル( プロファイル内)には、2005 年エネルギー政策法(2007 年より施行)によって定められた米国の標準ルールと、それ以前の年度用の米国ルールが指定されています。
タイムゾーンの指定例を次に示します。
この形式を使用する場合に、Data Workbench サーバー、Data Workbench コンピューター、ローカルのコンピューターのシステムタイムゾーンを、指定したタイムゾーンに揃える必要はありません。また、Data Workbench サーバーコンピューター上で使用されているデータセットプロファイルについても、タイムゾーン設定をすべて揃える必要はありません。
次の表は、時刻ベースのパラメーターでタイムゾーンの指定に使用できるコードを一覧にしたものです。
夏時間などの時計シフティングポリシーを実装する場合は、 .dst プロファイル名に適切なルールを含むファイル \Dataset\Timezone data workbench サーバーマシン上のディレクトリ。
コード | タイムゾーン | GMT からのオフセット |
---|---|---|
gmt | グリニッジ標準時 | 0 |
est | 東部標準時 | 5 |
edt | 東部夏時間 | 5 |
cst | 中部標準時 | 6 |
cdt | 中部夏時間 | 6 |
mst | 山岳部標準時 | 7 |
mdt | 山地夏時間 | 7 |
pst | 太平洋標準時 | 8 |
pdt | 太平洋夏時間 | 8 |