1 つ以上のベクトル(.vec)ファイルを参照するベクトルレイヤーを作成できます。ベクトルファイルには、グローブ上に描画するベクトルを定義するデータが格納されています。
1つ以上の.vecファイルを参照するベクトルレイヤーを定義するには、次の条件を満たす必要があります。
グローブ上にベ .vec クトルを描くために使用されるデータを含む1つ以上のファイル。
ベクトルレイヤーで使用する.vecファイルを取得するには、Adobeに連絡します。
ファイル の場所を指定するレイヤーフ .vec ァイル。レイヤーファイルの必要な形式について詳しくは、「ベクトルレイヤーファイルの形式」を参照してください。
Boundaries.layerファイルは、Geographyプロファイルと共に提供され、mwnation.vec、mwstate.vec、mwcoast.vec、mwlake.vecおよびmwisland.vecファイルを参照するベクトルレイヤーです。
.vecファイルを参照する各ベクトルレイヤーファイルは、次のテンプレートを使用してフォーマットする必要があります。
Layer = VectorLayer:
Vec Files = vector: n items
0 = string: Maps\\.vec file 1
1 = string: Maps\\.vec file 2
. . .
n-1 = string: Maps\\.vec file n
Color = v3d: color vector
Alpha = double: alpha
Width = double: width
Error Factor = double: error factor
パラメーター | 説明 |
---|---|
Vec Files | ベクトルデータを含む.vecファイルへのパス。 |
Color | RGB カラーベクトルで、(red,green,blue) として表されます。ベクトル内のカラーごとに、0.0 ~ 1.0 の値を入力できます。例えば、(1.0, 0.0, 0.0) は明るい赤で、(0.5, 0.5, 0.5) はグレーです。 |
Alpha | グローブ上に表示されるベクトルの透明度を制御します。範囲は 0 ~ 1 で、0 が最も透明になります。 |
Width | (オプション)データの幅をピクセル単位で設定します。推奨範囲は 1 ~ 4 です。 |
Error Factor | ベクトルをどれくらい正確に描画するかを制御します。値が大きくなると、ベクトルの描画精度は低下しますが、高速になります。デフォルト値は 5 です。 |
Boundaries.layer ファイルは以下のようにフォーマットされています。
Boundaries.layer file is formatted as follows:
Layer = VectorLayer:
Vec Files = vector: 5 items
0 = string: Maps\\mwnation.vec
1 = string: Maps\\mwstate.vec
2 = string: Maps\\mwcoast.vec
3 = string: Maps\\mwlake.vec
4 = string: Maps\\mwisland.vec
Color = v3d: (.5,.5,1)
Alpha = double: .5
Error Factor = double: 4