ワークシートを使用して、指標が定義済みのしきい値に達したことを示せます。
さらに、Reportを使用して、指標が指定期間内に定義されたしきい値に達した場合に、レポートを自動的に生成し、配布することができます。
Reportについて詳しくは、『Data Workbenchレポートガイド』を参照してください。
ワークシートを使用して指標インジケーターを作成するには
ワークシートのセルの内容を定義します。
列 A に目的の指標の名前(Visitors など)を入力します。
列Bに、目的の指標の値(例:=Visitors)を入力します。
列 C に指標の低しきい値を入力します。
列 D に指標の高しきい値を入力します。
列 E に適切な数式を入力します。例については、「上昇または下降インジケーター」または「チェックインジケーター」を参照してください。
数式のセル(列E)で右クリックし、Format > Indicatorをクリックして、次のいずれかをクリックします。
インジケーターを作成する他の指標に対して手順 1 を繰り返します。
作成されたワークシートは、次の例のようになります。
UpまたはDown indicatorには、次の式を使用します。
(metric value - low threshold)/(high threshold - low threshold)*2 - 1
例:=(b2-c2)/(d2-c2)*2-1
この数式をUpまたはDown indicatorと共に使用する場合、各指標には次の3つの結果が考えられます。
次のワークシートは、数式=(b2-c2)/(d2-c2)*2-1の例を示しています。
Check indicatorには、指標の値が指定したしきい値を超えたとき、または下回ったときに通知を受け取るかどうかを示す数式を使用します。 次に例を示します。
値が設定したしきい値を下回ったら通知する場合は、以下の数式を使用できます。
threshold - metric
例:=(c2-b2)
値が設定したしきい値を上回ったら通知する場合は、以下の数式を使用できます。
metric - threshold
例:=(b3-c3)
チェックマークが表示される場合、数式は正数に評価されます。X が表示される場合、数式は負数に評価されます。
Check indicatorを使用する場合、各指標で考えられる結果は2つあります。
次のワークシートは、式=(c2-b2)と=(b3-c3)の例を示しています。