デシジョンツリーは予測分析のビジュアライゼーションで、訪問者の特性と関係を評価するために使用されます。デシジョンツリービルダーは、指定されたポジティブケースと一連の入力に基づいて、デシジョンツリービジュアライゼーションを生成します。
デシジョンツリーとは、ポジティブケースに基づいて特定のルールを満たす訪問者を特定する一連のルール(またはフィルター)を備えたバイナリ分類子です。デシジョンツリーでは、このポジティブケースを満たす(または満たさない)訪問者を分類するルールを設定します。これらのルールにより、そうしたポジティブケースの結果に応じた信頼レベルを示すツリーマップが生成されます。
デシジョンツリーは、各レベルで入力を調べ、指定された分岐点で最も有益な情報を提供する入力を選択することで構築されます。各変数レベルの分岐点で 2 セットの値が生成されます。
デシジョンツリーは、以下の用途に使用します。
ツールバーとメニュー ツールバーには、ポジティブケースの設定や入力リストの追加を行う機能など、デシジョンツリー用のボタンとメニューコマンドが用意されています。 他のビジュアライゼーションと同様に、「エレメント」ボックスを使用してディメンションと要素をドラッグアンドドロップできますが、ファインダーペインから直接ドラッグすることもできます。 詳しくは、 デシジョンツリーのオプションを参照してください。 |
入力リスト この領域には、ツリーモデルへの入力が表示されます。入力は、ツリー表示領域内のノードに応じて色分けされます。 入力を右クリックすると、モデルから入力を削除し、リセットすることができます。 ツリーノードの上にカーソルを置くと、そのノードへの分岐に沿って分岐条件が表示され、そのノードでの予測とその信頼値が表示されます。 |
ツリー表示 この領域には、リーフノードが予測に基づいて色分けされたツリーモデルが表示されます(ポジティブケースの True 予測は緑色に、False 予測は赤色になります)。 分岐ノードは、その選択条件に一致する入力に応じて色分けされます。ノードの上にカーソルを置くと、分岐に関する情報が表示され、入力リストが展開されて、その分岐にある分岐点とトレーニングセットの配分が表示されます。 しきい値を下回るノードは、デフォルトでは表示されません。分岐を調べるには、展開可能なノード(+ 記号で示される)をクリックします。完全なツリー表示に戻るには、ルートノードをクリックします。 |