待ち時間テーブルのビジュアライゼーションは、待ち時間ディメンションを含むテーブルです。このディメンションは一種の派生ディメンションで、特定のイベントの発生から経過した時間を測定します。
1 つ以上のビジュアライゼーション内に選択範囲を作成し、イベントを設定コンテキストメニューオプションを使用してその選択範囲をイベントとして設定することにより、イベントを定義します。待ち時間テーブルは、時間との相関を探しているキャンペーンや特定の顧客の注文に関連するアクティビティの追跡に特に役立ちます。
Site では、待ち時間テーブルには、イベントの前またはイベントの後 7 日間に発生した訪問者セッションに関する情報が表示されますが、様々な可算ディメンションや時間ディメンションに関する情報を表示するように設定できます。See Configuring Latency Tables.
選択した特定のイベントの一部である、セッションなどの親ディメンションの要素の待ち時間はゼロです。その他すべての要素には、イベントからの(適切な時間ディメンションにおける)距離を反映した待ち時間が割り当てられます。
以下の例では、待ち時間テーブルの使用方法について説明します。
キャンペーンに関連するバリューイベントの特定
特定の広告キャンペーンに反応する前 7 日間および反応した後 7 日間の顧客のアクティビティを追跡するものとします。特定の広告キャンペーンの待ち時間を表示するには、関心のあるキャンペーンを待ち時間テーブルのイベントとして設定します。
以下のワークスペースの待ち時間は、キャンペーン 11566 という選択範囲(このキャンペーンに反応したセッション)に基づいています。
「+0 日」という待ち時間は、キャンペーン 11566 に反応したセッションと、同じ日に発生した同じ顧客のその他すべてのセッションを識別します。
「-2 日」という待ち時間は、顧客がキャンペーンに反応する 2 日前に発生した、同じ顧客のセッションを識別します。
「+7 日」という待ち時間は、顧客がキャンペーンに反応した 7 日後に発生した、同じ顧客のセッションを識別します。
以降の節に示す手順に加え、要素の並べ替え、要素のマスク、シリーズの凡例の追加、データのエクスポートなど、テーブル内で実行できる作業と同じ作業をすべて実行できます。詳しくは、「 テーブル.
待ち時間テーブルを作成するには、まず選択範囲を作成し、待ち時間を追跡するイベントとしてその選択範囲を設定します。
ワークスペース内で右クリックし、目的のビジュアライゼーションを開きます。このビジュアライゼーションは、待ち時間テーブルの設定に使用する可算ディメンションに基づいている必要があります。
例えば、Site では、ビジュアライゼーションはセッションベースである必要があります。
空白の待ち時間テーブルを開きます。
ワークスペース内に選択範囲を作成します。
Right-click within the latency table and click Set Event.
選択したイベントは、選択したイベントを待ち時間ディメンションとして保存しない限り保持されません。 手順については、「待ち時間テーブルの再利用」を参照してください。
同じ待ち時間テーブルを再利用する場合は、待ち時間テーブルをローカルに保存できます。適切な権限がある場合は、待ち時間テーブルをサーバーに保存して、特定のプロファイルのすべてのユーザーがアクセスできるようにすることも可能です。
待ち時間テーブルを保存して他のワークスペースで使用できるようにするには
保存されている待ち時間テーブルを取得するには
同じ待ち時間ディメンションを再利用する場合は、待ち時間ディメンションをローカルに保存できます。適切な権限がある場合は、待ち時間ディメンションをサーバーに保存して、特定のプロファイルのすべてのユーザーがアクセスできるようにすることも可能です。
Any latency dimensions that you create are saved in the profile’s Dimensions directory and are available in the Change Dimension drop-down list within Data Workbench.
待ち時間ディメンションを保存して他のワークスペースで使用できるようにするには
保存されている待ち時間ディメンションを取得するには
ウィンドウの書き出しの詳細については、「ウィンドウデータの書き 出し」を参照してください。
ウィンドウの書き出しの詳細については、「ウィンドウデータの書き 出し」を参照してください。