Experience Cloud で顧客属性を使用すると、顧客関係管理(CRM)データベースから取り込んだ大規模法人データをアップロードできます。データを Experience Cloud の顧客属性データソースにアップロードすると、そのデータを Adobe Analytics および Adobe Target で使用できます。
この機能を探すには、Experience Platform/ユーザー/顧客属性に移動します。
ソリューションのイネーブルメント: ソリューションを Experience Platform サービスに対応させます。
グループのメンバーシップ:顧客属性データをアップロードするには、ユーザーは、顧客属性グループのメンバーである必要があります。また、Adobe Analytics グループまたは Adobe Target グループのいずれかに属している必要もあります。
自社が顧客属性にアクセスできるかどうかを知るには、Experience Cloud 管理者が、Experience Cloud にログインする必要があります。管理/Admin Console/グループに移動します。製品プロファイルの 1 つとして顧客属性がある場合は、すぐに始めることができます。
顧客属性に追加されたユーザーには、Experience Cloud インターフェイスの左側に「顧客属性」メニュー項目が表示されます。
顧客属性には、Adobe Target at.js
(任意のバージョン)または mbox.js
バージョン 58 以降が必要です。
詳しくは、 at.js のデプロイ方法.
企業データは様々なシステムに分散されています。企業データは複雑で、そのデータが持つ意味は人によって異なることがあります。このデータには、メンバーシップ、忠誠度、年齢、性別、所有する製品、興味、ライフタイム値などの情報が含まれます。
次に示すのは、製品の購読者データを示すデータファイルの例です。このデータには、メンバー ID、権利が付与されている製品、市場で最も多く発売されている製品などの情報が含まれています。
データファイルを作成したら、Experience Cloud/顧客属性で作成する顧客属性ソースにアップロードできます。
このワークフローについては、顧客属性データのアップロードを参照してください。
データを Experience Cloud にアップロードした後は、そのデータをカスタマイズし、レポート、セグメント化、アクティビティおよびキャンペーンで利用するためにソリューションで共有できます。
以下に例を示します。
ソリューション | メリットと使用例 |
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Adobe Analytics | マーケターとアナリストは、次のことを把握できます。
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Adobe Target | Adobe Target ユーザーは、属性データを利用して次のことができます。
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