Analytics Premium および Experience Cloud へのアップグレード

管理者は、Analytics Premium へのアップグレード時の要件と推奨事項について学習できます。また、Experience Cloud 管理者としてヘルプ情報を検索できる場所についても学習できます。

Analytics Premium

Adobe Analytics Premium にアップグレードすると、Data Warehouse、Ad Hoc Analysis、Report Builder および Data Connectors を含む、Analytics Standard で使用できるすべての機能と製品を入手できます

Analytics Premium では、次のことができます。

  • 250 個のコンバージョン変数（eVars）へのアクセス
  • モバイルアプリ分析
  • Data Workbench（ビジュアルデータクエリ、ルールに基づくアトリビューション、クロスチャネル分析）
メモ

アップグレードの際に移行は必要ありませんが、以下の注意事項があります。

  • eVar 76～250 および 100～250（標準）は、管理ツールに表示されますが、有効化はされていません。
  • 貢献度分析は、オンになっています。場所は変更されません（従来どおり異常値検出ページでも使用できます）が、すべてのデータポイントの分析が自動的に開始されます。

Analytics Premium Complete

Analytics Premium Complete では、Analytics Premium のすべての機能を入手できることに加え、次のアップグレードがおこなわれます。

製品 アップグレード
Reports & Analytics
Data Workbench
  • アルゴリズムアトリビューション
  • 事前定義済みワークスペース
Analytics Platform Live Stream（生データ、ダッシュボード、トリガー）

Predictive Intelligence

Predictive Intelligence へのアップグレードにより、Analytics Premium に加え、以下を利用できます。

製品 アップグレード
Reports & Analytics 貢献度分析
Data Workbench オーディエンスの資格と予測マーケティングのためのワークスペース
Analytics Platform Live Stream（ダッシュボードとトリガー）

Customer 360

Customer 360 へのアップグレードにより、Analytics Premium に加え、以下を利用できます。

製品 アップグレード
顧客属性 顧客属性（分析およびセグメント共有）
Data Workbench
  • 派生顧客属性
  • オーディエンス検出用の事前定義済みワークスペース
Analytics Platform 顧客属性

高度なアトリビューション

高度なアトリビューションでは、Analytics Premium へのアクセス権に加え、Data Workbench のアルゴリズムアトリビューション（契約サーバーコール数の 25％）へのアクセス権が提供されます。

Data Workbench の要件

サポートされるユーザーは、クライアントライセンスを更新して Premium の機能を利用できるようにするための dwb@adobe.com 宛ての電子メールでリクエストします。これにより、アルゴリズムアトリビューションなどの機能が有効になります。

テクニカルオペレーション（TechOps）は、契約内容を確認して適切に管理されたインフラストラクチャを決定、容量を調整し、アカウントマネージャーまたはコンサルティングを通じてお客様と連携して変更をデプロイします。

オンプレミスで実行しているソフトウェアは、非アクティブ化する必要があります。このソフトウェアには、Analytics タグを介して適切なトラッキングをおこなう必要があるセンサーが含まれています。

Experience Cloud - ユーザーと製品の管理

「はじめに - コアサービスのアプリケーションを有効にする」に記載されている実装の最新化手順に従った場合、Analytics Standard および Premium のユーザーは Experience Cloud およびコアサービスを利用できます。（このプロセスにより、実装を最新化できます。また、Experience Cloud の管理者になることもできます）。

Experience Cloud に加入したら、experience.adobe.com から Experience Cloud にログインして、コアサービス（顧客属性、Audiences およびモバイルアプリ分析を含む）の利用を開始することができます。

ユーザーとグループの管理

ユーザーの管理は Adobe Admin Console（製品リンク）でおこないます。

Adobe Admin Console で作成したグループとソリューショングループ（Adobe Analytics など）の 1 対 1 でのマッピングを設定できます。その後、マッピングされた Admin Console グループに追加された新しいユーザーに対し、Analytics アプリケーションアカウントが自動的に作成され、ユーザーの Adobe ID にリンクされます。（既存のユーザーは、Experience Cloud ログインを介してアプリケーションにアクセスするために、アプリケーションアカウントの資格情報を手動でリンクする必要があります。）

メモ

複数のソリューショングループを 1 つの Admin Console グループにマッピングできます。ただし、1 対 1 のマッピングをお勧めします。事前にグループをマッピングしておくと、CSV をアップロードすることで、複数のユーザーを招待、作成、承認および追加できます。

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