このページでは、Adobe Target のダイナミックオファーを Adobe Campaign のメールに統合する方法を説明します。
目的は、受信者の国に応じて動的に変化する画像ブロックを使用して配信を作成することです。データは、受信者の IP アドレスに応じて、各 mbox リクエストで送信されます。
このメッセージでは、画像は次のユーザーエクスペリエンスに応じて動的に変化する可能性があります。
これを実行するには、次の手順を適用します。
Adobe Campaign で E メールのターゲットとコンテンツを定義したら、Target から動的イメージを挿入することができます。
この操作をおこなうには、デフォルトの画像の URL、場所名、Target に転送するフィールドを指定します。
Adobe Campaign では、2 通りの方法で Target から E メールに動的イメージを挿入できます。
デジタルコンテンツエディターを使用している場合は、既存の画像を選択して、ツールバーで挿入/Adobe Target からの動的画像を選択します。
標準のエディターを使用している場合は、画像を挿入する場所にカーソルを移動し、パーソナライゼーションドロップダウンメニューから含める/Adobe Target からの動的画像を選択します。
Adobe Target の設定で Enterprise 権限を使用している場合は、対応するプロパティをこのフィールドに追加します。Target の Enterprise 権限について詳しくは、このページを参照してください。
Target では、オファーのバージョンを複数作成できます。各ユーザーエクスペリエンスに応じて、リダイレクトオファーを作成し、表示される画像を指定できます。
ここでは、2 つのリダイレクトオファーが必要です。3 番目(デフォルト)のものは、Adobe Campaign で定義します。
Target Standard で新しいリダイレクトオファーを作成するには、「コンテンツ」タブで「コードオファー」をクリックします。
「作成」、「リダイレクトオファー」の順にクリックします。
オファーの名前と画像の URL を入力します。
残りのリダイレクトオファーについても同じ手順を繰り返します。詳しくは、このページを参照してください。
Target で、2 つのオーディエンスを作成し、オファーに訪問する人を分類する必要があります。この分類ごとに、異なるコンテンツが配信されます。オーディエンスごとに、オファーを表示できる人を定義するルールを追加します。
Target で新しいオーディエンスを作成するには、「オーディエンス」タブで「オーディエンスを作成」をクリックします。
オーディエンスに名前を追加します。
「ルールを追加」をクリックして、カテゴリを選択します。このルールでは、特定の条件を使用して訪問者をターゲティングしています。条件を追加したり、他のカテゴリに新しいルールを作成したりしてルールを調整できます。
残りのオーディエンスについても同じ手順を繰り返します。
Target では、「エクスペリエンスのターゲット設定」アクティビティを作成し、様々なエクスペリエンスを定義して、それらを対応するオファーに関連付ける必要があります。
エクスペリエンスのターゲット設定アクティビティを作成するには、「アクティビティ」タブで、「アクティビティを作成」をクリックし、「エクスペリエンスのターゲット設定」をクリックします。
Experience Composer として「フォーム」を選択します。
「オーディエンスを変更」ボタンをクリックして、オーディエンスを選択します。
前の手順で作成したオーディエンスを選択します。
「エクスペリエンスのターゲット設定を追加」をクリックして、別のエクスペリエンスを作成します。
オーディエンスごとにコンテンツを追加します。
Adobe Campaign でダイナミックオファーを挿入する際に選択した場所名を選択します。
ドロップダウンボタンをクリックして、「リダイレクトオファーを変更」を選択します。
前の手順で作成したリダイレクトオファーを選択します。
2 番目のエクスペリエンスについても同じ手順を繰り返します。
ターゲットウィンドウに、アクティビティの概要が表示されます。必要に応じて、他のエクスペリエンスを追加できます。
目標と設定ウィンドウでは、優先度、目標、期間を設定して、アクティビティをパーソナライズできます。
「レポート設定」セクションでは、アクションを選択し、目標達成を判別するためのパラメーターを編集できます。
Adobe Campaign では、E メールをプレビューして、様々な受信者に対するレンダリングをテストできます。作成されたエクスペリエンスごとに画像が変化することがわかります。E メール作成について詳しくは、このページを参照してください。
これで、Target からのダイナミックオファーを含む E メールを送信する準備ができました。