DCS への /event
呼び出しの実行については、ここから始めてください。この節では、呼び出しの構文、パラメーター、形式、要求例について説明します。
コードと例の斜体の部分は変数のプレースホルダーです。この方法で DCS にデータを送信する際には、プレースホルダーを実際の値に置き換えてください。
URL
にデータを送信する基本的な DCS 文字列の構文は次のとおりです。
https://domain_alias.demdex.net/event?key1=val1&key2=val2&d_dst=1&d_rtbd=json&d_cb=callback
DCS メソッドを使用して POST
にデータを送信することもできます。呼び出し構文については、DCS API メソッドで説明されています。
単純な DCS 呼び出しの基本的な構成要素を次の表で定義します。
コンポーネント | 説明 |
---|---|
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この部分には次の情報が含まれています。
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この部分は次の働きをします。
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キーと値のペアに含まれている一意の識別子。 これらのキーと値のペアでは、DCS に送信するデータのタイプを識別する特定のプレフィックスを使用します。詳しくは、DCS API 呼び出しでサポートされる属性を参照してください。 |
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キーと値のペアのキーで定義されるセットに属する変数値。 値を扱う際は次の点に留意してください。
DCS 呼び出しでのキーと値のペアの形式を参照してください。 |
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オプションの応答パラメーターです。 これらはどれも DCS へのデータ送信には不要です。ただし、DCS からの応答が必要な場合は、要求に 定義済みの d_ キーと値のペアを参照してください。 |
この例では架空の企業 Acme, Inc. 社が 呼び出しを通じて DCS にデータを送信しています。HTTPこの呼び出しにはオプションパラメーター d_dst=1
、d_rtbd=json
、d_cb=callback
が含まれています。これらのパラメーターは、Acme 社がコールバック関数で JSON から DCS 応答を受信しようとしていることを示しています。なお、これは例にすぎません。このコードを他の用途にそのまま使用しないでください。
https://acme_aam_domain.demdex.net/event?videoTypeID=2&data=moarData&d_dst=1&d_rtbd=json&d_cb=acme_callback
これで DCS へのデータ送信の方法がわかったので、今度は、DCS からの応答データを取得してその情報を解析する方法を見てみましょう。DCS からのデータ受信を参照してください。