プロジェクトに対する時間の承認の要求

プロジェクトに対して記録された時間数についてプロジェクト所有者による承認が必要になるようにプロジェクトを設定できます。このように設定した場合、時間数を請求記録で使用するには、まずプロジェクト所有者によって承認される必要があります。
請求記録について詳しくは、請求記録の作成を参照してください。

NOTE
このオプションを有効にしても、タイムシート承認者がタイムシートの時間を承認できなくなるわけではありません。プロジェクト所有者が時間を承認しない、つまり却下した場合でも、タイムシート承認者はタイムシートの時間を承認できます。

アクセス要件

この記事の手順を実行するには、次のアクセス権が必要です。

Adobe Workfront プラン*
任意
Adobe Workfront ライセンス*

プラン(プロジェクトに関して時間の承認が必要な場合)

レビューまたはそれ以上(プロジェクトに関して記録された時間数を承認する場合)

アクセスレベル設定*

プロジェクトへの編集アクセス権またはそれ以上

メモ

まだアクセス権がない場合は、Workfront 管理者に問い合わせて、アクセスレベルに追加の制限が設定されているかどうかを確認してください。Workfront 管理者がアクセスレベルを変更する方法について詳しくは、カスタムアクセスレベルの作成または変更を参照してください。

オブジェクト権限

プロジェクトに対する表示権限またはそれ以上

追加のアクセス権のリクエストについて詳しくは、オブジェクトへのアクセス権のリクエストを参照してください。

その他のアクセス

プロジェクトに関する時間を承認するには、次の条件の少なくとも 1 つを満たす必要があります。

  • 上記のアクセス権と権限を持つプロジェクト所有者であること。この場合、条件付きで以下が可能です。

    • プロジェクトの管理権限がある場合は、他のユーザーがプロジェクトで記録した時間数を承認または却下できます。
    • プロジェクトに対する参加アクセス権または表示アクセス権がある場合は、自分または自分を上司とする他のユーザーが記録した時間数のみを承認または却下できます。
  • タイムシートと時間に対する管理アクセス権が付属しているプランライセンスを持っていること。この場合は、以下が可能です。

    • 少なくとも表示権限を持つプロジェクトに関する任意の時間数を承認または却下できます。

*保有するプラン、ライセンスタイプ、アクセス権を確認するには、Workfront 管理者に問い合わせてください。

プロジェクトに対する時間の承認の要求

プロジェクトの時間数についてプロジェクトマネージャーの承認が必要になるように設定するには、次の手順に従います。

  1. 時間数の承認を必要とするプロジェクトに移動します。

  2. プロジェクト名の右にある​ その他 ​アイコン をクリックして、「編集」をクリックします。
    プロジェクトの編集ダイアログボックスが表示されます。

  3. プロジェクト設定」セクションで、「プロジェクト時間の承認」を選択します。

  4. 保存」をクリックします。
    時間が記録され承認されると、その時間数はロックされ、それをプロジェクトまたはタイムシートで入力したユーザーでも変更できなくなります。記録された時間を調整できるのは Workfront 管理者だけです。

プロジェクトの時間の承認と却下

プロジェクトマネージャーは、タスク、イシューまたはプロジェクトに関して記録される時間数を承認または却下できます。

プロジェクトレベルで時間数を承認しても、時間数を記録したすべてのユーザーのタイムシートには影響はありません。例えば、プロジェクトの時間数がプロジェクトマネージャーによって承認されても、タイムシートが、ユーザーのマネージャーまたはタイムシート承認者によってまだ承認されていない場合があります。

記録された時間数について承認が必要になるようにプロジェクトを設定した場合、プロジェクトマネージャーは時間数を承認して、プロジェクトの請求記録に含めることができるようにする必要があります。請求記録の作成について詳しくは、請求記録の作成を参照してください。

プロジェクトの時間数を承認または却下するには、次の手順に従います。

  1. プロジェクトに移動します。

  2. 左側のパネルの「時間」エリアをクリックします。このパネルは、「さらに表示」エリアの下にある場合もあります。

  3. イシュー、タスク、プロジェクトに関して記録された時間が表示され、ステータスは​ 送信済み ​になります。
    時間エントリの左側にあるボックスをクリックして、承認する時間を選択します。

  4. 承認」をクリックします。
    時間のステータスが​ 承認済み ​に変わります。
    後で承認された時間を却下すると、時間のステータスは​ 未承認 ​に変わります。
    請求記録に承認された時間を含めると、時間のステータスは​ 請求および承認済み ​に変わります。請求記録に追加された時間は削除できません。請求記録の作成について詳しくは、請求記録を作成の記事を参照してください。

  5. (オプション)「拒否」をクリックして、プロジェクトの時間エントリを拒否します。
    時間のステータスが​ 拒否 ​に変わります。

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