従来のフォームビルダーを使用したカスタムフォームへの表示ロジックとスキップロジックの追加
カスタムフォームのどのセクションを表示またはスキップするかを、ユーザーが入力時に行った選択に基づいて決定できます。
アクセス要件
この記事の手順を実行するには、以下を保有している必要があります。
*ご利用のプラン、ライセンスタイプまたはアクセスレベル設定を確認するには、Workfront 管理者にお問い合わせください。
表示ロジックとスキップロジックの使用に関する考慮事項
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カスタムフィールド、ウィジェットまたはセクション区切りに表示ロジックを追加するには、フォーム上で、1 つ以上の複数選択フィールド(ラジオボタン、ドロップダウンまたはチェックボックス)をその前に配置する必要があります。
カスタムフォームのカスタムフィールドとカスタムウィジェットについて詳しくは、従来のフォームビルダーを使用したカスタムフォームへのカスタムフィールドの追加および従来のフォームビルダーを使用したカスタムフォームでのアセットウィジェットの追加または編集を参照してください。
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スキップロジックはウィジェットやセクション区切りに追加することはできません。追加できるのは、複数選択フィールド(ラジオボタン、ドロップダウンまたはチェックボックス)のみです。
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カスタムフィールドに関して、次の内容がすべてが該当する場合、カスタムフィールドには表示ロジックとスキップロジックの両方を追加できます。
- 複数選択フィールド(ラジオボタン、ドロップダウンまたはチェックボックス)であること
- 前に複数選択フィールドがあるもの
- 後に別のカスタムフィールドがあるもの
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表示ロジックまたはスキップロジックを含むフォームをコピーすると、ロジックは新しいカスタムフォームにコピーされます。
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オブジェクトを一括編集する場合、スキップまたは非表示にされたフィールドを含め、すべてのカスタムフィールドが「オブジェクトを編集」ボックスに表示されます。
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カスタムフォームで表示ロジックのルールを作成する際は、次の点に注意してください。
- 表示ロジックのステートメントに含まれていないカスタムフィールドは、デフォルトで、カスタムフォームに表示されます。
- 複数フィールドの表示ロジックステートメントを作成できます。
- セクション区切りの下のすべてのフィールドに表示ロジックが適用されていて、そのロジックの結果としてフィールドがすべて非表示になっている場合、セクション全体がカスタムフォーム上で非表示になります。
表示ロジックとスキップロジックがあるサンプルカスタムフォームを作成する
表示ロジックとスキップロジックをカスタムフォームに追加する方法については、以下の 2 つの節で説明する実例を通して確認することをお勧めします。
表示ロジック display-logic
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Adobe Workfront の右上隅にある メインメニュー アイコン
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左側のパネルで、「カスタムフォーム」をクリックします。
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サンプルのカスタムフォームを作成します。
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「新しいカスタムフォーム」をクリックし、ドロップダウンリストで「プロジェクト」をクリックします。
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「フォームタイトル」ボックスに、「サンプルカスタムフォーム - 表示ロジックとスキップロジックの学習」と入力します。
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左上隅にある「フィールドを追加」をクリックします。
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ドロップダウン をクリックして「ラベル」ボックスに「イシューフィールド」と入力し、「イシューフィールド」という名前のドロップダウンフィールドを追加します。
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「選択肢」で、次の選択肢をテキストボックスに追加します。
調査が必要
さらなる調査は不要
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左下隅にある「保存して閉じる」をクリックします。
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新しく作成したカスタムフォーム「サンプルカスタムフォーム - 表示ロジックとスキップロジックの学習」を選択し、「編集」をクリックします。
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「単一行テキストフィールド」をクリックして、「その他の調査」という名前の新しい単一行のテキストフィールドを追加し、「ラベル」ボックスに「その他の調査」と入力します。
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カスタムフォームを編集 画面の左下近くにある「ロジックを追加」をクリックします。
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表示されるボックスで「表示ロジック」タブを開いたまま、最初のドロップダウンで「イシューフィールド」、2 番目のドロップダウンで「調査が必要」、3 番目のドロップダウンで「選択済み」をクリックして、フォームに「その他の調査」フィールドが表示されるときのロジックを設定します。
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「保存」をクリックして フィールドロジック ウィンドウを閉じ、フィールド設定 エリアで「完了」をクリックします。
これで、イシューフィールド ドロップダウンで「調査が必要」を選択すると、「その他の調査」フィールドが表示されます。
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「プレビュー」をクリックして、ロジックがフォーム上で希望通りに表示されることを確認します。
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ロジックが期待通りに動作していること確認したら、「プレビューを終了」をクリックします。
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カスタムフォームを編集 ウィンドウで「保存して閉じる」をクリックしてフォームを保存し、以下のスキップロジックに進みます。
スキップロジック skip-logic
スキップロジックは表示ロジックと同様に機能しますが、逆の役割を果たします。選択に基づいて特定のカスタム複数選択フィールドを表示する代わりに、選択に基づいてスキップする特定のフィールドを指定します。
詳しくは、この記事の表示ロジックの節で作成したサンプルカスタムフォームを引き続き使用して確認してください。
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Adobe Workfront の右上隅にある メインメニュー アイコン
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「カスタムフォーム」をクリックします。
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上記の手順で作成したフォーム「サンプルカスタムフォーム - 表示ロジックとスキップロジックの学習」を選択し、「編集」をクリックします。
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イシューフィールド と名付けて作成したドロップダウンフィールドを選択します。
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「フィールド設定」サイドバーの「ロジックを追加」ボタンをクリックします。
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「フィールドロジック」ボックスで、「スキップロジック」タブが選択されていることを確認します。
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最初のドロップダウンを 今後の調査は不要 に設定し、2 番目のドロップダウンを 選択済み に設定します。
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スキップして次に進む ドロップダウンで、「フォームの終わり」を選択します。
ここで、誰かが イシューフィールド ドロップダウンフィールドで「今後の調査は不要」を選択すると、フォームは、「その他の調査」フィールドを表示せずに、フォームの最後まで直接スキップします。
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「保存」をクリックします。
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「プレビュー」をクリックして、ロジックが目的の方法で適用されるようにします。
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フォームの左下で「完了」をクリックします。