Box モジュール
Adobe Workfront Fusion のシナリオでは、Box を使用するワークフローを自動化したり、複数のサードパーティアプリケーションやサービスに接続したりできます。指定されたフォルダーを監視して、ファイルの変更を確認したり、既存のファイルを変更および削除したり、新しいファイルをフォルダーにアップロードしたりします。
シナリオの作成方法については、 シナリオの作成:記事のインデックスの記事を参照してください。 モジュールについて詳しくは、「 モジュール:記事インデックス」の記事を参照してください。
アクセス要件
この記事で説明している機能を使用するには、次のアクセス権が必要です。
現在のライセンス要件:Workfront Fusion ライセンス要件なし。
または
レガシーライセンス要件:作業の自動化と統合の Workfront Fusion
現在の製品要件:Select または Prime Adobe Workfront プランがある場合、組織は Adobe Workfront Fusion を購入するだけでなく、この記事で説明されている機能を使用する Adobe Workfront 要があります。 Workfront Fusion は Ultimate Workfront プランに含まれています。
または
従来の製品要件:この記事で説明している機能を使用するには、Adobe Workfront Fusion と Adobe Workfrontを組織で購入する必要があります。
ご利用のプラン、ライセンスタイプまたはアクセス権を確認するには、Workfront 管理者にお問い合わせください。
Adobe Workfront Fusion ライセンスについて詳しくは、Adobe Workfront Fusion ライセンスを参照してください。
前提条件
Box モジュールを使用するには、Box アカウントが必要です。
Box API 情報
ボックスコネクタでは、次の機能を使用します。
Box モジュールとそのフィールド
Box モジュールを設定する際、Workfront Fusion に以下のフィールドが表示されます。これらに加えて、アプリまたはサービスのアクセスレベルなどの要因に応じて、追加の Box フィールドが表示される場合があります。モジュール内の太字のタイトルは、必須フィールドを示します。
フィールドまたは関数の上にマップボタンが表示されている場合は、このボタンを使用すると、そのフィールドの変数や関数を設定できます。詳しくは、 モジュール間で情報をマッピングするを参照してください。
トリガー
New event
このインスタントトリガーモジュールは、ファイルが追加、移動、コピー、削除、ロックまたはロック解除されたときにシナリオを開始します。
送信メッセージの監視に使用する web フックを選択します。Webhook を追加するには、「Add」をクリックして Webhook の名前と接続を入力します。
Box アカウントを Workfront Fusion に接続する手順については、 サービスへの接続 – 基本手順を参照してください。
Watch files
このトリガーモジュールは、新しいファイルが追加されたとき、または既存のファイルが監視対象のフォルダー内で更新されたときに、シナリオを開始します。
監視するファイルのタイプを選択します。
-
新しいファイルのみ
新しいファイルが追加されると、シナリオが開始します。
-
新しいファイルとすべての変更
このシナリオは、ファイルが追加されたとき、またはファイルの内容やファイル属性(名前など)が変更されたときに開始されます。
アクション
Upload a file
ファイルをアップロードするアクションモジュールです。
ファイルを指定します。また、ファイルの新しいファイル名を指定することもできます。
このモジュールは、ファイルの ID や関連するフィールドのほか、接続を介してアクセスされるカスタムフィールドおよび値を返します。この情報は、シナリオ内の後続のモジュールにマッピングできます。
このモジュールを設定する際には、次のフィールドが表示されます。
- ファイルのサイズが Box プランでのファイルサイズの上限を超えているか、Box アカウントのストレージ割り当てをすべて使用している可能性があります。ストレージスペースを増やすには、Box から既存のファイルを削除するか、Box アカウントをアップグレードしてください。
- Box では、同じ名前の複数のファイルは 1 つのフォルダーにアップロードされません。アップロード先のフォルダーにアップロードするファイルと同じ名前のファイルが含まれている場合、シナリオの実行はエラーで終了します。この問題を回避するには、ファイルの名前を変更します。ファイルを更新する場合は、Update a file モジュールを使用します。
Update a file
ファイルを更新するアクションモジュールです。
ファイルの ID を指定します。
このモジュールは、ファイルの ID や関連するフィールドのほか、接続を介してアクセスされるカスタムフィールドおよび値を返します。この情報は、シナリオ内の後続のモジュールにマッピングできます。
このモジュールを設定する際には、次のフィールドが表示されます。
Delete a file
ファイルを削除するアクションモジュールです。
ファイルの ID を指定します。
このモジュールは、ファイルの ID や関連するフィールドのほか、接続を介してアクセスされるカスタムフィールドおよび値を返します。この情報は、シナリオ内の後続のモジュールにマッピングできます。
このモジュールを設定する際には、次のフィールドが表示されます。
Get a file
このアクションモジュールは、ファイルをダウンロードします。
ファイルの ID を指定します。
このモジュールは、ファイルの ID や関連するフィールドのほか、接続を介してアクセスされるカスタムフィールドおよび値を返します。この情報は、シナリオ内の後続のモジュールにマッピングできます。
このモジュールを設定する際には、次のフィールドが表示されます。