Experience Targeting (XT)
Experience Targeting (XT)では、マーケターが定義した一連のルールや条件を基にして、特定のオーディエンスにコンテンツを配信します。
ジオターゲティングを含む Experience Targeting は、特定のオーディエンスに特定のエクスペリエンスまたはコンテンツをターゲット設定するルールを定義する際に有効です。 アクティビティで複数のルールを定義して、様々なオーディエンスに異なるコンテンツのバリエーションを提供します。
訪問者がサイトを表示すると、Experience Targeting (XT)は、その訪問者を評価して、設定した条件を満たしているかどうかを判断します。 条件を満たした場合は、アクティビティに入り、対象オーディエンス向けに設計されたエクスペリエンスが表示されます。 単一のアクティビティ内で、複数のオーディエンスに対してエクスペリエンスを作成できます。
パーソナライゼーションの世界に入る最初のステップは Experience Targeting で、多くの場合、A/B テストから始まります。 マーケターが A/B テストを実行し、レポートオーディエンスを使用することで、異なるエクスペリエンスが異なるオーディエンスの共感を呼ぶことがわかります。 マーケター Experience Targeting その検出を簡単に使用して、コンテンツを様々なユーザーセグメントに長期ターゲティングするように切り替えることができます。
シナリオ:エクスペリエンスターゲット設定
Web サイトでアウトドア用品を特集するとします。A/B テストのレポートは、異なるオーディエンスの共感を得られる 3 つのエクスペリエンスがあることを示しています。 この発見を適用するには、訪問者の場所や趣味に応じて、ホームページに異なるヒーロー画像を表示して、これらの異なるオーディエンスにアピールする必要があります。 このシナリオでは、ニュージャージーからの訪問者にハイキングの画像を表示し、ハワイからの訪問者にサーフィンの画像を表示します。また、サイクリングが好きなオーディエンスもいます。3 番目のヒーロー画像を表示して、サイクリング好きのオーディエンスにアピールします。
「Experience Targeting」アクティビティを使用すると、これら 3 つのオーディエンスを、各オーディエンスに適した異なるヒーロー画像でターゲットに設定できます。 以下のビデオ、「A/B テストからエクスペリエンスのターゲット設定へ」は、両方の州をターゲットにしたエクスペリエンスおよびサイクリング愛好家をターゲットにした 3 番目のエクスペリエンスの作成方法を説明します。またこのビデオでは、目標を達成するための 3 つのエクスペリエンスの順序付け方法も説明します。このビデオを見たら、次にエクスペリエンスのターゲット設定アクティビティの作成に進みます。
トレーニングビデオ:
以下のビデオは、この記事で説明した概念についてさらに詳しく説明しています。
A/B テストから Experience Targeting まで
このビデオでは、Experience Targeting で A/B テストを次のレベルに進める方法を説明します。
- Experience Targeting アクティビティを設定するための 3 ステップのガイド付きワークフローの説明
- 様々な地域のオーディエンスに場所固有のコンテンツを配信する方法を説明します
- 適確なコンテンツが適切なオーディエンスに配信されるように、エクスペリエンスを並べ替える方法について説明します。
アクティビティタイプ(9:03)
このビデオでは、Target で利用できるアクティビティタイプについて説明しています。Experience Targeting の説明は 5:15 から始まります。
- Target に含まれるアクティビティタイプの説明
- 目標達成に適したアクティビティタイプの選択
- すべてのアクティビティタイプを対象とする、ガイド付き 3 ステップワークフローの説明