再訪問者

  1. 訪問者 API が読み込まれ、解析され、実行されます。

  2. at.js または mbox.js が読み込まれ、解析され、実行されます。

  3. グローバル mbox の自動作成が有効な場合、Target JavaScript ライブラリは以下を実行します。

    • Visitor オブジェクトをインスタンス化します。
    • Target ライブラリは、Experience Cloudの訪問者 ID データの取得を試みます。
    • 訪問者 API が、Cookie からデータを取得します。
    • Experience Cloud訪問者 ID データが取得されたら、Target へのリクエストがトリガーされます。
NOTE
新規訪問者の場合、訪問者 API が存在す Target と、リクエストにExperience Cloudの訪問者 ID データが含まれていることを確認するために複数回やり取りを行う必要 Target あります。 再訪問者の場合、Target は、パーソナライズされたコンテンツを取得するためにのみ Target とやり取りします。

at.js を旧バージョンから 1.0.0 にアップグレードした後、応答時間が長くなったように感じるのはなぜですか。

at.js バージョン 1.0.0 以降では、すべてのリクエストが同時並行で実行されます。 以前のバージョンではリクエストが順番に実行されます。つまり、リクエストがキューに入り、Target は、最初のリクエストの処理が完了するまで待ってから次のリクエストに移ります。

at.js の以前のバージョンでのリクエストの実行方法では、いわゆる「ヘッドオブラインブロッキング」の問題が生じやすくなります。 at.js 1.0.0 以降では、が同時並行でリクエストを実行するように変更されまし Target。

at.js 0.9.1 で「ネットワーク」タブのウォーターフォールをチェックすると、の現在のリクエストの処理が完了するまで、次のリク Target ストが実行されないことがわかります。 at.js 1.0.0 以降では、このような順次処理は行われず、基本的にすべてのリクエストが同時に開始されます。

応答時間に関しては、次のような数式が成り立ちます。

  • at.js 0.9.1:すべての Target リクエストの応答時間= リクエストの応答時間の合計
  • at.js 1.0.0 以降:すべての Target リクエストの応答時間= リクエストの応答時間の最大値

at.js ライブラリバージョン 1.0.0 の方がリクエストの処理が早く完了します。 また、at.js のリクエストは非同期なので、によってページレンダリング Target ブロックされることはありません。 リクエストの処理に数秒を要した場合でも、レンダリングされたページが表示されます。Target が Target エッジサーバーからの応答を受け取るまで、ページの一部分が空白になるだけです。