2.4.2 Microsoft Azure EventHub 環境の設定

Azure Event Hubs は、1 秒あたり数百万のイベントを取り込んで複数のアプリケーションにストリーミングできる、拡張性の高いパブリッシュ/サブスクライブ サービスです。 これにより、接続されたデバイスやアプリケーションによって生成された膨大な量のデータを処理および分析できます。

Azure Event Hubs とは

Azure Event Hubs は、ビッグデータストリーミングプラットフォームとイベント取り込みサービスです。 1 秒あたり数百万のイベントを受信し、処理できます。 イベントハブに送信されたデータは、任意のリアルタイム分析プロバイダーまたはバッチ/ストレージアダプターを使用して変換および保存できます。

Event Hubs は、イベントパイプラインの フロントドア を表し、多くの場合、ソリューションアーキテクチャではイベント取り込みツールと呼ばれます。 イベント取得ツールは、イベントパブリッシャー(Adobe Experience Platform RTCDP など)とイベントコンシューマーの間に位置するコンポーネントまたはサービスで、イベントストリームの生成とそのイベントの利用を切り離すものです。 Event Hubs は、時間保持バッファーを備えた統合ストリーミングプラットフォームを提供し、イベントプロデューサーをイベントコンシューマーから分離します。

Event Hubs 名前空間の作成

https://portal.azure.com/#home に移動し、「リソースを作成 を選択します。

1-01-open-azure-portal.png

リソース画面で、検索バーに イベント と入力します。 Event Hubs カードを見つけ、[ 作成 ] をクリックし[Event Hubs

1-02-search-event-hubs.png

Azure で初めてリソースを作成する場合は、新しい リソースグループ を作成する必要があります。 既にリソースグループがある場合は、そのリソースグループを選択(または新しいリソースグループを作成)できます。

新規作成」をクリックし、グループに --aepUserLdap---aep-enablement という名前を付け、「OK」をクリックします。

1-04-create-resource-group.png

指示に従って、残りのフィールドに入力します。

  • 名前空間:名前空間を定義します。名前空間は一意である必要があります。次のパターンを使用します --aepUserLdap---aep-enablement
  • 場所:任意の場所を選択します。
  • 価格レベル:基本
  • スループット単位:1

レビューして作成 をクリックします。

1-05-create-namespace.png

作成」をクリックします。

1-07-namespace-create.png

リソースグループのデプロイメントには 1~2 分かかる場合があります。成功すると、次の画面が表示されます。

1-08-namespace-deploy.png

Azure でのイベントハブの設定

https://portal.azure.com/#home に移動し、「すべてのリソース」を選択します。

1-09-all-resources.png

リソースリストで、--aepUserLdap---aep-enablement の Event Hubs 名前空間をクリックします。

1-10-list-resources.png

詳細画面 --aepUserLdap---aep-enablementエンティティ に移動し、「Event Hubs」をクリックします。

1-11-eventhub-namespace.png

+ Event Hub をクリックします。

1-12-add-event-hub.png

--aepUserLdap---aep-enablement-event-hub を名前として使用し、「レビューと作成 をクリックし す。

1-13-create-event-hub.png

作成」をクリックします。

1-13-create-event-hub.png

Event Hubs の Event Hub 名前空間に、Event Hub が表示されます。

1-14-event-hub-list.png

Azure ストレージアカウントの設定

後の演習で Azure Event Hub 機能をデバッグするには、Visual Studio Code プロジェクト設定の一部として Azure ストレージアカウントを指定する必要があります。 次に、その Azure ストレージアカウントを作成します。

https://portal.azure.com/#home に移動し、「リソースを作成 を選択します。

1-15-event-hub-storage.png

検索内で ストレージアカウント を入力し、ストレージアカウント のカードを見つけて ストレージアカウント

1-16-event-hub-search-storage.png

(この演習の最初に作成した リソース グループ を指定し、--aepUserLdap--aepstorage をストレージ アカウント名として使用して、ローカル冗長ストレージ (LRS) を選択してから、確認+作成 をクリックします。

1-18-event-hub-create-review-storage.png

作成」をクリックします。

1-19-event-hub-submit-storage.png

ストレージアカウントの作成には数秒かかります。

1-20-event-hub-deploy-storage.png

完了すると、画面に リソースに移動 ボタンが表示されます。

ホーム をクリックします。

1-21-event-hub-deploy-ready-storage.png

ストレージアカウントが 最近のリソース の下に表示されるようになりました。

1-22-event-hub-deploy-resources-list.png

次の手順

2.4.3 Adobe Experience Platformでの Azure Event Hub の宛先の設定に移動し ​ す。

Real-Time CDP:Audience ActivationからMicrosoft Azure Event Hub に戻る ​

​ すべてのモジュール ​ に戻る

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