Roku でのエクスペリエンス品質の追跡 track-quality-of-experience-on-roku

以下の手順は、すべての 2.x SDK に共通する実装のガイダンスです。

IMPORTANT
1.x バージョンの SDK を実装する場合は、1.x の開発ガイドをこちら(SDK のダウンロード)からダウンロードできます。

QOS の実装

  1. メディアの再生中にいつビットレートが変更されるかを識別し、mediaUpdateQoS API を使用してメディア SDK の QoS 情報を更新します。

    QoSObject 変数:

    note tip
    TIP
    これらの変数は、QoS を追跡している場合にのみ必要です。
    table 0-row-3 1-row-3 2-row-3 3-row-3 4-row-3 3-align-center 7-align-center 11-align-center 15-align-center 19-align-center
    変数 説明 必須
    bitrate 現在のビットレート
    startupTime 起動時間
    fps FPS の値
    droppedFrames ドロップフレームの数

    次に例を示します。

    code language-none
    bitrate = 200000
    fps = 0
    droppedFrames = 1
    startupTime = 2
    qosinfo = adb_media_init_qosinfo(bitrate, startupTime, fps, droppedFrames)
    
    ADBMobile().mediaUpdateQoS(qosinfo)
    
  2. 再生中にビットレートが切り替わったときに、trackEvent(BitrateChange) を呼び出して、ビットレートが変更されたことをメディア SDK に通知します。

    code language-none
    ADBMobile().mediaTrackEvent(ADBMobile().MEDIA_BITRATE_CHANGE)
    
    note note
    NOTE
    更新されたビットレート値と共に updateQoSObject を呼び出す必要があります。
  3. メディアプレーヤーでエラーが生じ、エラーイベントをプレーヤー API で利用できる場合は、trackError() を使用してそのエラーの情報を取得します(の概要を参照)。

    note tip
    TIP
    メディアプレーヤーのエラーの追跡は、メディアトラッキングセッションを停止しません。メディアプレーヤーのエラーが再生の続行を妨げる場合、trackError() の呼び出しの後で trackSessionEnd() を呼び出すことで、メディアトラッキングセッションを確実に終了するようにしてください。
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