概要 overview
以下の手順は、すべての 2.x SDK に共通する実装のガイダンスです。
IMPORTANT
1.x バージョンの SDK を実装する場合は、1.x の開発ガイドをこちら(SDK のダウンロード)からダウンロードできます。
Quality of Experience の追跡には、サービス品質(QoS)およびエラー追跡が含まれますが、どちらもオプションの要素で、コアメディアトラッキングの実装には 不要 です。メディアプレーヤー API を使用して、QoS とエラーの追跡に関連する変数を識別できます。Quality of Experience を追跡するうえで重要な要素は次のとおりです。
プレーヤーイベント player-events
QoS 指標の変更時:
再生の QoS オブジェクトインスタンスを作成または更新します。QoS API リファレンス
すべてのビットレート変更イベント時
を呼び出します trackEvent(Media.Heartbeat.Event.BitrateChange);
QOS の実装
-
メディアの再生中にいつ QoS 指標が変更されるかを識別し、QoS 情報を使用して
MediaObject
を作成し、新しい QoS 情報を更新します。QoSObject 変数:
note tip TIP これらの変数は、QoS を追跡する場合にのみ必要です。 table 0-row-3 1-row-3 2-row-3 3-row-3 4-row-3 3-align-center 7-align-center 11-align-center 15-align-center 19-align-center 変数 説明 必須 bitrate
現在のビットレート ○ startupTime
起動時間 ○ fps
FPS の値 ○ droppedFrames
ドロップフレームの数 ○ -
getQoSObject()
メソッドで、最新の QoS 情報が返されるようにします。 -
再生中にビットレートが切り替わったときに、メディアハートビートインスタンスで
BitrateChange
イベントを呼び出します。note important IMPORTANT ビットレートが変更されるたびに、QoS オブジェクトを更新し、ビットレート変更イベントを呼び出します。これにより、最も正確な QoS データを取得できます。
以下のサンプルコードでは、HTML5 メディアプレーヤー用の JavaScript 2.x SDK を使用しています。このコードをコアメディア再生コードと共に使用する必要があります。
var mediaDelegate = new MediaHeartbeatDelegate();
...
// This is called periodically by MediaHeartbeat instance
mediaDelegate.prototype.getQoSObject = function() {
return this.qosInfo;
};
if (e.type == "qos_update") {
var qosInfo = MediaHeartbeat.createQoSObject(<BITRATE>,<STARTUP_TIME>,<FPS>,<DROPPED_FRAMES>);
mediaDelegate.qosInfo = qosInfo;
};
if (e.type == "bitrate_change") {
this.mediaHeartbeat.trackEvent(MediaHeartbeat.Event.BitrateChange, qosObject);
};
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