JavaScript 2.x のセットアップ set-up-javascript

前提条件

  • 有効な設定パラメーターを取得 これらのパラメーターは、Analytics アカウントの設定後、アドビの担当者から取得できます。

  • JavaScript 向け AppMeasurement をメディアアプリケーションに実装 Adobe Mobile SDK のドキュメントについて詳しくは、JavaScript を使用した Analytics の実装を参照してください。

  • メディアプレーヤーで以下の機能を設定します。

    • プレーヤーイベントをサブスクライブするための API - メディア SDK では、プレーヤーでイベントが発生する際に、シンプルな API のセットを呼び出す必要があります。
    • プレーヤー情報を提供する API - メディア名や再生ヘッドなどの情報がこれに該当します。
  1. ダウンロードしたライブラリをプロジェクトに追加します。利便性のために、クラスへのローカル参照を作成します。

    1. ダウンロードした MediaSDK-js-v2.*.zip ファイルを展開します。

    2. libs ディレクトリに MediaSDK.min.js ファイルが存在することを確認します。

    3. MediaSDK.min.js ファイルをホストします。

      このコア JavaScript ファイルは、サイトのすべてのページから参照可能な Web サーバーでホストする必要があります。次の手順で、これらのファイルへのパス情報が必要になります。

    4. サイトのすべてのページから MediaSDK.min.js を参照します。

      各ページの <head> タグまたは <body> タグに以下のコードを追加して、JavaScript 用の MediaSDK を含めます。次に例を示します。

      code language-none
      <script type="text/javascript"
      src="https://INSERT-DOMAIN-AND-PATH-TO-CODE-HERE/MediaSDK.min.js"></script>
      
    5. ライブラリが正しくインポートされたことをすばやく確認するには、ADB.va.MediaHeartbeatConfig クラスをインスタンス化します。

    note note
    NOTE
    バージョン 2.1.0 以降の JavaScript SDK は、AMD および CommonJS モジュールの仕様に準拠しており、互換性のあるモジュールローダーと共に VideoHeartbeat.min.js を使用することもできます。
  2. API に簡単にアクセスできるように、MediaHeartbeat クラスへのローカル参照を作成します。

    code language-js
    var MediaHeartbeat = ADB.va.MediaHeartbeat;
    var MediaHeartbeatConfig = ADB.va.MediaHeartbeatConfig;
    var MediaHeartbeatDelegate = ADB.va.MediaHeartbeatDelegate;
    
  3. MediaHeartbeatConfig インスタンスを作成します。

    ここでは、MediaHeartbeat 設定パラメーターと、正確な追跡のために MediaHeartbeat インスタンスに正しい設定値を設定する方法について説明します。

    MediaHeartbeatConfig 初期化のサンプル:

    code language-js
    //Media Heartbeat initialization
    var mediaConfig = new MediaHeartbeatConfig();
    mediaConfig.trackingServer = Configuration.HEARTBEAT.TRACKING_SERVER;
    mediaConfig.playerName = Configuration.PLAYER.NAME;
    mediaConfig.channel = Configuration.HEARTBEAT.CHANNEL;
    mediaConfig.debugLogging = true;
    mediaConfig.appVersion = Configuration.HEARTBEAT.SDK;
    mediaConfig.ssl = false;
    mediaConfig.ovp = Configuration.HEARTBEAT.OVP;
    
  4. MediaHeartbeatDelegate プロトコルを実装します。

    code language-js
    var mediaDelegate = new MediaHeartbeatDelegate();
    
    // Replace <currentPlaybackTime> with the video player current playback time
    mediaDelegate.getCurrentPlaybackTime = function() {
        return <currentPlaybackTime>;
    };
    
    // Replace <bitrate>, <startuptime>, <fps> and <droppeFrames> with the current playback QoS values.
    mediaDelegate.getQoSObject = function() {
        return MediaHeartbeat.createQoSObject(<bitrate>, <startuptime>, <fps>, <droppedFrames>);
    };
    
  5. MediaHeartbeat インスタンスを作成します。

    MediaHeartbeatConfig および MediaHeartbeatDelegate を使用して、MediaHeartbeat インスタンスを作成します。

    code language-js
    this.mediaHeartbeat = new MediaHeartbeat(mediaDelegate, mediaConfig, appMeasurement);
    
    note important
    IMPORTANT
    MediaHeartbeat インスタンスがアクセス可能であることと、メディアセッションの終わりまで解放されないことを確認します。このインスタンスは、以下のすべてのトラッキングイベントに使用されます。
    note tip
    TIP
    MediaHeartbeat が Adobe Analytics に呼び出しを送信するためには、AppMeasurement のインスタンスが必要です。以下に、AppMeasurement インスタンスの例を示します。
    code language-js
    var appMeasurement = new AppMeasurement();
    appMeasurement.visitor = visitor;
    appMeasurement.trackingServer = "<visitor_namespace>.sc.omtrdc.net";
    appMeasurement.account = <rsid>;
    appMeasurement.pageName = <page_name>;
    appMeasurement.charSet = "UTF­8";
    

JavaScript 1.x から 2.x への移行

バージョン 2.x では、すべてのパブリックメソッドは、開発をより簡単にするために、ADB.va.MediaHeartbeat クラスに統合されています。また、すべての設定は、ADB.va.MediaHeartbeatConfig クラスに統合されました。

1.x から 2.x への移行について詳しくは、レガシー実装のドキュメントを参照してください。

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