Android のセットアップ set-up-android
Android デバイス用の Streaming Media Collection アドオンを設定する方法について説明します。
前提条件
-
メディア SDK 用の有効な設定パラメーターを取得 これらのパラメーターは、Analytics アカウントの設定後、アドビの担当者から取得できます。
-
Android 向け ADBMobile をアプリケーションに実装 Adobe Mobile SDK ドキュメントについて詳しくは、Experience Cloud ソリューション用 Android SDK 4.x を参照してください。
-
メディアプレーヤーで以下の機能を設定します。
- プレーヤーイベントをサブスクライブするための API - メディア SDK では、プレーヤーでイベントが発生する際に、シンプルな API のセットを呼び出す必要があります。
- プレーヤー情報を提供する API - メディア名や再生ヘッドなどの情報がこれに該当します。
SDK の実装
-
ダウンロードしたメディア SDK をプロジェクトに追加します。
-
Android zip ファイル(例:
MediaSDK-android-v2.*.zip
)を展開します。 -
libs/
ディレクトリにMediaSDK.jar
ファイルが存在することを確認します。 -
プロジェクトにライブラリを追加します。
IntelliJ IDEA:
-
プロジェクトナビゲーション パネルでプロジェクトを右クリックします。
-
モジュール設定を開く を選択します。
-
プロジェクト設定 で、ライブラリ を選択します。
-
「+」をクリックして、新しいライブラリを追加します。
-
「Java」を選択し、
MediaSDK.jar
ファイルに移動します。 -
モバイルライブラリを使用する予定のモジュールを選択します。
-
「適用」をクリックしてから、「OK」をクリックしてモジュール設定ウィンドウを閉じます。
Eclipse:
-
Eclipse IDE で、プロジェクト名を右クリックします。
-
ビルドパス/外部アーカイブの追加 をクリックします。
-
MediaSDK.jar
を選択します。 -
「開く」をクリックします。
-
プロジェクトを再度右クリックし、ビルドパス/ビルドパスを設定 をクリックします。
-
「順序/エクスポート」タブをクリックします。
-
MediaSDK.jar
ファイルが選択されていることを確認します。
-
-
-
ライブラリをインポートします。
code language-java import com.adobe.primetime.va.simple.MediaHeartbeat; import com.adobe.primetime.va.simple.MediaHeartbeat.MediaHeartbeatDelegate; import com.adobe.primetime.va.simple.MediaHeartbeatConfig; import com.adobe.primetime.va.simple.MediaObject;
-
MediaHeartbeatConfig
インスタンスを作成します。MediaHeartbeatConfig
初期化のサンプル:code language-java // Media Heartbeat Initialization config.trackingServer = _<SAMPLE_HEARTBEAT_TRACKING_SERVER>_; config.channel = <SAMPLE_HEARTBEAT_CHANNEL>; config.appVersion = <SAMPLE_HEARTBEAT_SDK_VERSION>; config.ovp = <SAMPLE_HEARTBEAT_OVP_NAME>; config.playerName = <SAMPLE_PLAYER_NAME>; config.ssl = <true/false>; config.debugLogging = <true/false>;
-
MediaHeartbeatDelegate
インターフェイスを実装します。code language-java public class VideoAnalyticsProvider implements Observer, MediaHeartbeatDelegate{}
code language-java // Replace <bitrate>, <startupTime>, <fps>, and // <droppeFrames> with the current playback QoS values. @Override public MediaObject getQoSObject() { return MediaHeartbeat.createQoSObject(<bitrate>, <startupTime>, <fps>, <droppedFrames>); } //Replace <currentPlaybackTime> with the video player current playback time @Override public Double getCurrentPlaybackTime() { return <currentPlaybackTime>; }
-
MediaHeartbeat
インスタンスを作成します。MediaHeartbeatConfig
インスタンスとMediaHertbeatDelegate
インスタンスを使用して、MediaHeartbeat
インスタンスを作成します。code language-java // Replace <MediaHertbeatDelegate> with your delegate instance MediaHeartbeat _heartbeat = new MediaHeartbeat(<MediaHeartbeatDelegate>, config);
note important IMPORTANT MediaHeartbeat
インスタンスがアクセス可能であることと、セッションの終わりまで解放されない ことを確認します。このインスタンスは、以下のすべてのトラッキングイベントに使用されます。
アプリの権限の追加
メディア SDK を使用するアプリケーションでは、トラッキングコールでデータを送信するために以下の権限が必要です。
INTERNET
ACCESS_NETWORK_STATE
これらの権限を追加するには、アプリケーションのプロジェクトディレクトリにある AndroidManifest.xml
ファイルに以下の行を追加します。
<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_NETWORK_STATE" />
Android でのバージョン 1.x から 2.x への移行
バージョン 2.x では、すべてのパブリックメソッドは、開発をより簡単にするために、com.adobe.primetime.va.simple.MediaHeartbeat
クラスに統合されています。また、すべての設定は、com.adobe.primetime.va.simple.MediaHeartbeatConfig
クラスに統合されました。
1.x から 2.x への移行について詳しくは、レガシー実装のドキュメントを参照してください。