ジャーニーからジャーニーへの移動 jump

ジャンプ ​アクションアクティビティを使って、個々のユーザーをジャーニー間でプッシュできるようになりました。この機能を使うと次のことができます。

  • 非常に複雑なジャーニーを複数のジャーニーに分けて設計を簡素化する
  • 一般的で再利用可能なジャーニーパターンに基づいてジャーニーを作成する

接触チャネルジャーニーで、ジャンプ ​アクティビティを追加し、ターゲットジャーニーを選択します。個人が​ ジャンプ ​ステップにエントリすると、内部イベントがターゲットジャーニーの最初のイベントに送られます。ジャンプ ​アクションが成功した場合、個人はジャーニー内で進行を続けます。動作は他のアクションと同様です。

ターゲットジャーニーでは、ジャンプ ​アクティビティによって内部で最初のイベントがトリガーされ、個人はジャーニーに沿って導かれます。

ライフサイクル jump-lifecycle

例えば、ジャーニー A の​ ジャンプ ​アクティビティをジャーニー B に追加したとします。ジャーニー A は​ 接触チャネルジャーニー ​で、ジャーニー B は​ ターゲットジャーニー です。
実行プロセスの様々なステップを次に示します。

ジャーニー A は外部イベントからトリガーされます。

  1. ジャーニー A が、個人に関連する外部イベントを受信する。
  2. 個人が​ ジャンプ ​ステップに到達する。
  3. 個人はジャーニー B にプッシュされ、ジャンプ ​ステップの後、ジャーニー A の次のステップに進む。

ジャーニー B では、最初のイベントがジャーニー A の​ ジャンプ ​アクティビティを介して内部でトリガーされます。

  1. ジャーニー B がジャーニー A から内部イベントを受け取る。
  2. 個人が、ジャーニー B でのフローを開始する。
NOTE
外部イベントを介してジャーニー B をトリガーすることもできます。

ベストプラクティスと制限事項 jump-limitations

オーサリング jump-limitations-authoring

  • ジャンプ ​アクティビティは、名前空間を使用するジャーニーでのみ使用できます。
  • 接触チャネルジャーニーと同じ名前空間を使用するジャーニーにのみジャンプできます。
  • オーディエンスの選定 ​イベントや​ オーディエンスを読み取り ​で始まるジャーニーにジャンプすることはできません。
  • ジャンプ ​アクティビティと、オーディエンスの選定 ​イベントまたは​ オーディエンスを読み取り ​を同じジャーニーに含めることはできません。
  • ジャンプ ​アクティビティは、ジャーニーに必要な数だけ含めることができます。ジャンプ ​の後に、必要なアクティビティを追加できます。
  • 必要な数だけジャンプレベルを設定できます。例えば、ジャーニー A はジャーニー B にジャンプし、ジャーニー B はジャーニー C にジャンプします。
  • ターゲットジャーニーには、必要に応じて​ ジャンプ ​アクティビティをいくつでも含めることができます。
  • ループパターンはサポートされていません。2 つ以上のジャーニーをリンクして、無限ループを作成することはできません。ジャンプ ​アクティビティ設定画面では、この操作はできません。

実行 jump-limitations-exec

  • ジャンプ ​アクティビティが実行されると、ターゲットジャーニーの最新バージョンがトリガーされます。
  • 通常、一意の個人は同じジャーニーに一度しか存在できません。その結果、接触チャネルジャーニーからプッシュされた個人がターゲットジャーニー内に既に存在する場合、その個人はターゲットジャーニーにエントリすることはできません。ジャンプ ​アクティビティは通常の動作なので、エラーは報告されません。

ジャンプアクティビティの設定 jump-configure

  1. 接触チャネルジャーニー ​を設計します。

  2. ジャーニーの任意のステップで、アクション ​カテゴリから​ ジャンプ ​アクティビティを追加します。ラベルと説明を追加します。

  3. ターゲットジャーニー」フィールド内をクリックします。リストには、ドラフトモード、ライブモード、またはテストモードのすべてのジャーニーバージョンが表示されます。別の名前空間を使用するジャーニーや、オーディエンスの選定 ​イベントで始まるジャーニーは使用できません。ループパターンを作成するターゲットジャーニーも除外されます。

    note note
    NOTE
    右側の「ターゲットジャーニーを開く」アイコンをクリックすると、新しいタブでターゲットジャーニーが開きます。
  4. ジャンプ先のターゲットジャーニーを選択します。
    最初のイベント」フィールドには、ターゲットジャーニーの最初のイベントの名前が事前に入力されています。ターゲットジャーニーに複数のイベントが含まれる場合、ジャンプ ​は最初のイベントでのみ許可されます。

  5. アクションパラメーター ​セクションには、ターゲットイベントのすべてのフィールドが表示されます。その他のタイプのアクションと同様に、各フィールドを接触チャネルイベントまたはデータソースのフィールドにマッピングします。この情報は、実行時にターゲットジャーニーに渡されます。

  6. 次のアクティビティを追加し、接触チャネルジャーニーを終了します。

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    NOTE
    個人の ID は自動的にマッピングされます。この情報は、インターフェイスには表示されません。

ジャンプ ​アクティビティが構成されます。ジャーニーがライブまたはテストモードになると、ジャンプ ​ステップに到達した個人は、ターゲットジャーニーにプッシュされます。

ジャーニー内に​ ジャンプ ​アクティビティを設定すると、ターゲットジャーニーの先頭に​ ジャンプ ​エントリアイコンが自動的に追加されます。これによって、このジャーニーは外部からトリガーされることもあるけれど、ジャンプ ​アクティビティで内部からトリガーされることもあるということを識別できます。

トラブルシューティング jump-troubleshoot

次の場合にエラーが発生します。

  • ターゲットジャーニーが存在しない
  • ターゲットジャーニーがドラフトである、クローズしている、または停止している
  • ターゲットジャーニーの最初のイベントが変更され、マッピングが壊れている

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