Analytics ID の操作の順序
最終更新日: 2024年7月17日
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訪問者 ID サービスをデプロイすると、以下の 5 つの方法で、Analytics で訪問者を識別できます。
ほとんどのシナリオでは 1 回の呼び出しに 2 ~ 3 種類の ID が存在しますが、Analytics では、最も優先度の高い ID が正式な Experience Cloud ID として使用されます。例えば、vid
クエリパラメーターに格納されるカスタム訪問者 ID を設定している場合は、この ID が、同じヒットで存在する他の ID よりも優先して使用されます。Analytics ID と Experience Cloud ID の設定を参照してください。
使用順序 | クエリパラメーター(収集方法) | 以下の場合に表示される |
---|---|---|
1 | vid(s.visitorID) | s.visitorID が設定されている |
2 | aid(s_vi Cookie) | Experience Cloud ID サービスをデプロイする前に、訪問者に既存の s_vi Cookie がある場合、または猶予期間を設定している場合。 |
3 | Experience Cloud ID(MID) | 訪問者のブラウザーがファーストパーティ Cookie を受け入れる場合。これは、AMCV Cookie で設定されます。 |
4 | fid(H.25.3 以降の代替の Cookie、または JavaScript 版 AppMeasurement) |
ブラウザーがサードパーティ Cookie を受け入れず、Analytics トラッキングサーバーがサードパーティトラッキングサーバーとして設定されている場合 注意:fid は、従来の識別子で、サイトに ID サービスを実装している場合、使用されません。この場合、ファーストパーティである AMCV cookie がもう使用していないので、 fid は必要ありません。fid は、レガシーコードをサポートするために、および歴史的な理由により、保持されています。 |
5 | IP アドレス、ユーザーエージェント、ゲートウェイ IP アドレス | 訪問者のブラウザーが Cookie を受け入れない場合。 |
Experience Cloud Services
- ID サービスのヘルプ
- 概要
- 実装
- ID Service API
- ID Service API の概要
- 設定
- 設定の概要
- audienceManagerServer および audienceManagerServerSecure
- cookieDomain
- cookieLifetime
- disableIdSyncs
- disableThirdPartyCalls
- disableThirdPartyCookies
- idSyncAttachIframeOnWindowLoad
- idSyncContainerID
- idSyncSSLUseAkamai
- loadTimeout
- overwriteCrossDomainMCIDAndAID
- resetBeforeVersion
- sdidParamExpiry
- セキュア設定と SameSite 設定
- secureCookie
- useCORSOnly
- whitelistParentDomain および whitelistIframeDomains
- メソッド
- リファレンス
- リファレンスの概要
- Analytics リファレンス
- Google Chrome SameSite のラベル付けの変更
- コンテンツセキュリティポリシーおよび ID サービス
- ID サービスでの COPPA のサポート
- ID サービスでの CORS のサポート
- 顧客 ID と認証状態
- Safari ITP の世界における ECID ライブラリのメソッド
- ユニーク訪問者数の識別
- AMCV Cookie または ID サービスからの地域 ID およびユーザー ID の取得
- ID サービスの要件
- ビデオのハートビートと ID サービス
- Data Workbench と ID サービス
- setCustomerIDs の SHA256 ハッシュサポート
- よくある質問(FAQ)
- ID サービスのリリースノート