visitorID

アドビでは、サイトの訪問者を識別するために複数の異なる方法を使用しています。visitorID 変数は、他のすべての訪問者識別の方法より優先されます。

IMPORTANT
この変数の使用はお勧めしません。代わりに、Adobe Experience Cloud ID サービスを使用してください。

Adobe Analytics拡張機能を使用した訪問者 ID

「訪問者 ID」は、Adobe Analytics 拡張機能を設定する際に「Cookies」アコーディオンの下にあるフィールドです。

  1. Adobe ID 資格情報を使用して、Adobe Experience Platform Data Collection にログインします。
  2. 目的のタグプロパティをクリックします。
  3. 「拡張機能」タブに移動し、「Adobe Analytics」の下にある「設定」ボタンをクリックします。
  4. 「Cookies」アコーディオンを展開し、「訪問者 ID」フィールドを表示します。

このフィールドを、カスタム訪問者 ID を含むデータ要素に割り当てます。このフィールドに静的値を設定しないでください。

AppMeasurementの s.visitorID と Analytics 拡張機能のカスタムコードエディター

s.visitorID 変数は、訪問者の一意のカスタム識別子を含む文字列です。有効な値には、最大 100 バイトの英数字が含まれます。この変数では、ダッシュ、スペース、アンダースコアまたは記号の使用を避けます。

WARNING
1 回の訪問で visitorID 変数を分割して設定した場合、データは 2 人のユニーク訪問者を示します。
s.visitorID = "abc123";
CAUTION
カスタム訪問者 ID を無効に実装すると、データが正しくなくなり、レポートのパフォーマンスが低下する可能性があります。この変数にデフォルト値("0" やなど "NULL")が含まれている場合、これらのヒットは同じ訪問者であるかのように扱われます。この状況では、誤ったデータが返され、訪問者数と訪問者レベルのセグメントが期待どおりに機能しなくなります。また、カスタム訪問者 ID が誤って実装されると、処理サーバーに負荷がかかり、待ち時間が増加し、レポートのパフォーマンスが低下します。

Web SDK を使用した訪問者 ID

Adobe Experience Platform Edge Networkでは、XDM の ID マップを使用して複数の ID を指定できます。 ID マップ内の各 ID は、異なる名前空間を持ちます。 データストリーム設定の一部として、訪問者 ID に使用する名前空間を指定できます。 これを設定すると、この名前空間に指定された値でイベントを送信したときに、Analytics の訪問者 ID として自動的に使用されます。

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