UI での必須フィールドの定義

エクスペリエンスデータモデル(XDM)で、必須フィールドは、特定のレコードまたは時系列イベントがデータ取り込み中に受け入れられるようにするために、有効な値を指定する必要があることを示します。 必須フィールドの一般的なユースケースとしては、ユーザー ID 情報やタイムスタンプなどがあります。

IMPORTANT
スキーマフィールドが必須であるかどうかに関係なく、Platform は、取り込まれたフィールドの null 値または空の値を受け入れません。 レコードまたはイベント内の特定のフィールドに値がない場合、そのフィールドのキーは取り込みペイロードから除外する必要があります。

Adobe Experience Platform ユーザーインターフェイスで 新しいフィールドを定義する際に、右側のパネルの「必須」チェックボックスをオンにして、必須フィールドとして設定できます。 「適用」を選択して、スキーマに変更を適用します。

必須チェックボックス

フィールドがテナント ID オブジェクトのルートレベル属性の場合、そのパスは、左側のパネルの 必須フィールド のすぐ下に表示されます。

ルートレベルの必須フィールド

ただし、必須フィールドが、それ自体は必須としてマークされていないオブジェクト内にネストされている場合、ネストされたフィールドは、左側のパネルの 必須フィールド の下に表示されません。

次の例では、「internalSKU」フィールドは必須として設定されていますが、その親オブジェクト SKUs は必須ではありません。 この場合、子フィールド internalSKU が必須としてマークされて SKUs ても、データの取り込み時に除外された場合は、検証エラーは発生しません。 つまり、SKUs はオプションですが、含めるイベントに internalSKU フィールドを含める必要があります。

ネストされた必須フィールド

スキーマでネストされたフィールドを常に必須にする場合は、すべての親フィールドも必要に応じて設定する必要があります(テナント ID オブジェクトを除く)。

親と子の必須フィールド

次の手順

このガイドでは、UI で必須フィールドを定義する方法について説明しました。 Schema Editor で他の XDM フィールドタイプを定義する方法については、UI でのフィールドの定義の概要を参照してください。

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