B2B Source データタイプ

B2B Source は、B2B エンティティ(accountopportunitycampaign など)の複合識別子を表す標準のエクスペリエンスデータモデル(XDM)データタイプです。

文字列ベースの識別子のみに依存する場合、複数のシステム間で ID 間が重複する可能性があります。例えば、あるオポチュニティで 1 つの CRM システムに文字列 ID を指定しても、その ID が、まったく別のオポチュニティを参照する場合があります。 これにより、 リアルタイム顧客プロファイルでデータを結合する際に、データの競合が発生する可能性があります。

B2B Source データタイプを使用すると、エンティティの元の文字列 ID を使用し、それをソース固有のコンテキスト情報と組み合わせて、元のソースに関係なく、Experience Platform システム内で完全に一意なままにすることができます。

B2B Sourceの構造

プロパティ
データタイプ
説明
sourceID
文字列
ソースレコードの一意の ID。
sourceInstanceID
文字列
ソースデータのインスタンスまたは組織 ID。
sourceKey
文字列
sourceIdsourceInstanceIdsourceType を次の形式で連結した一意の ID:[sourceID]@[sourceInstanceID].[sourceType]

Marketoなどの一部のソースコネクタでは、この値が特定の識別子に対して自動的に連結されます。 その他は、Data Prep concat 関数を使用して手動で連結する必要があります。例:concat(id,"@${ORG_ID}.Marketo")
sourceType
文字列
ソースデータを提供するプラットフォームの名前。

データタイプについて詳しくは、公開 XDM リポジトリを参照してください。

recommendation-more-help
62e9ffd9-1c74-4cef-8f47-0d00af32fc07