xdm

xdm オブジェクトには、Adobeに送信されたデータペイロードが含まれています。 このオブジェクト内で設定されたフィールドは、データセットのスキーマに定義された要素に直接マッピングされます。

Adobe Experience Platformでは、スキーマを使用して、一貫性のある再利用可能な方法でデータの構造を記述します。 システム間で一貫してデータを定義することで、意味を保持しやすく、データから価値を得やすくなります。

このオブジェクトの上限は 32 KB です。

Web SDK 拡張機能を使用して XDM オブジェクトを設定

タグルールのアクション内で XDM オブジェクトを設定します。 XDM オブジェクトは、他のデータ要素をそれぞれの XDM フィールドにマッピングするための直感的なインターフェイスを提供します。

  1. Adobe IDの資格情報を使用して experience.adobe.com にログインします。
  2. データ収集/タグ に移動します。
  3. 目的のタグプロパティを選択します。
  4. ルール に移動し、目的のルールを選択します。
  5. ​ アクション ​ で、既存のアクションを選択するか、アクションを作成します。
  6. 「​ 拡張機能 ​」ドロップダウンフィールドを Adobe Experience Platform Web SDK に設定し、「​ アクションタイプ ​ を イベントを送信 に設定します。
  7. 目的のオブジェクトを含むデータ要素を XDM フィールドで指定します。
  8. 変更を保持」をクリックして、公開ワークフローを実行します。

Web SDK JavaScript ライブラリを使用して XDM オブジェクトを設定します

sendEvent コマンドの実行時に xdm オブジェクトを設定します。 このオブジェクトの階層が、設定済みのデータセットのスキーマと一致することを確認します。 xdm オブジェクトと data オブジェクトの両方を同じ sendEvent コマンドに含めることができます。

alloy("sendEvent", {
  "xdm": adobeDataLayer.getState(reference)
});

次の例では、Commerceの詳細スキーマフィールドグループを使用しています。

alloy("sendEvent",{
  "xdm":{
    "commerce":{
      "productViews":{
        "value":1
      }
    },
    "productListItems":[
      {
        "SKU":"HT105",
        "name":"Large field hat",
      },
      {
        "SKU":"HT104",
        "name":"Small field hat",
      }
    ]
  }
});
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