Flow Service API を使用した Google Cloud Storage ベース接続の作成
ベース接続は、ソースと Adobe Experience Platform 間の認証済み接続を表します。
このチュートリアルでは、Flow Service API を使用して、Google Cloud Storage のベース接続を作成する手順を説明します。
はじめに
このガイドでは、Adobe Experience Platform の次のコンポーネントに関する十分な知識が必要です。
次の節では、Flow Service API を使用してGoogle Cloud Storage アカウントに正常に接続するために必要な追加情報を示します。
必要な資格情報の収集
Flow Service を Google Cloud Storage アカウントに接続するには、次の接続プロパティの値を指定する必要があります。
accessKeyId
secretAccessKey
bucketName
folderPath
これらの値について詳しくは、Google Cloud Storage の HMAC キーガイドを参照してください。独自のアクセスキー ID と秘密アクセスキーを生成する手順については、Google Cloud Storage 概要を参照してください。
Platform API の使用
Platform API への呼び出しを正常に実行する方法について詳しくは、Platform API の概要を参照してください。
ベース接続の作成
ベース接続は、ソースと Platform 間の情報(ソースの認証資格情報、現在の接続状態、固有のベース接続 ID など)を保持します。ベース接続 ID により、ソース内からファイルを参照および移動し、データタイプやフォーマットに関する情報を含む、取り込みたい特定の項目を識別することができます。
ベース接続 ID を作成するには、/connections
エンドポイントに POST リクエストを実行し、Google Cloud Storage 認証資格情報をリクエストパラメーターの一部として使用します。
API 形式
POST /connections
リクエスト
次のリクエストは、Google Cloud Storage のベース接続を作成します。
curl -X POST \
'https://platform.adobe.io/data/foundation/flowservice/connections' \
-H 'Authorization: Bearer {ACCESS_TOKEN}' \
-H 'x-api-key: {API_KEY}' \
-H 'x-gw-ims-org-id: {ORG_ID}' \
-H 'x-sandbox-name: {SANDBOX_NAME}' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-d '{
"name": "Google Cloud Storage connection",
"description": "Connector for Google Cloud Storage",
"auth": {
"specName": "Basic Authentication for google-cloud",
"params": {
"accessKeyId": "accessKeyId",
"secretAccessKey": "secretAccessKey",
"bucketName": "acme-google-cloud-bucket",
"folderPath": "/acme/customers/sales"
}
},
"connectionSpec": {
"id": "32e8f412-cdf7-464c-9885-78184cb113fd",
"version": "1.0"
}
}'
auth.params.accessKeyId
auth.params.secretAccessKey
auth.params.bucketName
auth.params.folderPath
connectionSpec.id
32e8f412-cdf7-464c-9885-78184cb113fd
応答
リクエストが成功した場合は、一意の ID(id
)を含む、新しく作成した接続の詳細が返されます。この ID は、次のチュートリアルでクラウドストレージデータを調べるために必要です。
{
"id": "4cb0c374-d3bb-4557-b139-5712880adc55",
"etag": "\"6507cfd8-0000-0200-0000-5e18fc600000\""
}
次の手順
このチュートリアルでは、API を使用して Google Cloud Storage 接続を作成し、一意の ID を応答本文の一部として取得しました。 この接続 ID を使用して Flow Service API を使用したクラウドストレージの調査を行うことができます。