データ接続モード

次に、「Data Connectivity mode」を選択できます。PostgreSQL database ダイアログで、「Import」に続いて「OK」を選択して、使用可能なすべてのテーブルを一覧表示するか、「DirectQuery」を選択して、データを Power BI に直接読み込んだりコピーしたりせずにデータソースを直接クエリします。

Import モードについて詳しくは、テーブルの読み込みの節を参照してください。DirectQuery モードについて詳しくは、データの読み込みを伴わないデータセットのクエリの節を参照してください。

データベースの詳細を確認した後、「OK」を選択します。

認証

データ接続モードを確認すると、ユーザー名、パスワードおよびアプリケーション設定の入力を求めるプロンプトが表示されます。この場合のユーザー名は組織 ID であり、パスワードは認証トークンです。両方ともクエリサービスの資格情報ページで確認できます。

これらの詳細を入力し、「Connect」を選択して次の手順に進みます。

テーブルの読み込み

Import Data Connectivity mode」を選択すると、完全なデータセットが読み込まれ、選択したテーブルと列を Power BI Desktop アプリケーション内でそのまま使用できます。

IMPORTANT
最初の読み込み以降に発生したデータの変更を確認するには、データセット全体を再度読み込んで Power BI 内でデータを更新する必要があります。

テーブルを読み込むには、サーバーとデータベースの詳細を上記のように入力し、「Import Data Connectivity mode」に続いて「OK」を選択します。Navigator ダイアログが表示され、使用可能なすべてのテーブルが一覧表示されます。プレビューするテーブルに続いて「Load」を選択して、データセットを Power BI に取り込みます。これで、テーブルが Power BI に読み込まれます。

Power BI Desktop アプリでのデータへの接続に関する一般情報については、公式ドキュメントを参照してください。

カスタム SQL を使用したテーブルの読み込み

Power BI のほか、Tableau などのサードパーティツールでは、現在、Experience Platformの XDM オブジェクトなどのネストしたオブジェクトを読み込めません。 これに対処するために、 Power BI では、カスタム SQL を使用してこれらのネストされたフィールドにアクセスし、フラット化されたデータビューを作成できます。 Power BI では、次に、以前にネストされたデータのこうしたフラット化されたビューを通常のテーブルとして読み込みます。

PostgreSQL database ダイアログで「Advanced options」を選択して、「SQL statement」セクションにカスタム SQL クエリを入力します。 このカスタムクエリは、JSON の名前と値のペアをテーブル形式にフラット化するために使用します。 詳細オプションの SQL 文を使用して Power BI に接続する方法についても、公式ドキュメントを参照してください。

カスタマイズしたクエリを入力したら、「OK」を選択して、データベースへの接続を続行します。 ワークフローのこの部分からデータベースに接続する方法については、前述の認証の節を参照してください。

認証が完了すると、フラット化されたデータのプレビューが Power BI Desktop ダッシュボードにテーブルとして表示されます。 サーバー名とデータベース名がダイアログの上部に一覧表示されます。 「Load」を選択すると、読み込みプロセスが完了します。

これで、ビジュアライゼーションを Power BI Desktop アプリから編集したり書き出したりできるようになりました。