idMigrationEnabled

idMigrationEnabled プロパティを使用すると、web SDKは以前のAdobe Experience Cloud実装によって設定された AMCV Cookie を読み取ることができます。 実装を web SDKにアップグレードする場合、この設定を使用すると、現在のAdobe Experience Cloud ID サービスへの移行をよりスムーズにおこなうことができます。 この設定は、web SDKへのアップグレード時にユニーク訪問者が急増しないように役立ちます。

組織で新しい web SDKの実装を実行する場合、この設定を有効にしても、データ収集や訪問者の特定には影響しません。 すべての実装で有効にしておいても欠点はありません。

idMigrationEnabled コマンドを実行するときは、configure のブール値を設定します。 Web SDKの設定時にこのプロパティを省略した場合、デフォルトは true になります。 訪問者 API で設定された AMCV Cookie の読み取り機能を無効にする場合は、このプロパティを設定します。 ほとんどの組織では、このプロパティを設定する必要はありません。

alloy("configure", {
  datastreamId: "ebebf826-a01f-4458-8cec-ef61de241c93",
  orgId: "ADB3LETTERSANDNUMBERS@AdobeOrg",
  idMigrationEnabled: false
});

Web SDK タグ拡張機能を使用して訪問者 ID の移行を有効にする

これらの設定は、web SDK タグ拡張機能で ID 設定 ​ を使用して指定できます。

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