edgeDomain
edgeDomain プロパティを使用すると、Web SDKがデータを送信するドメインを変更できます。 このプロパティは、 ファーストパーティ cookie を使用している組織でよく使用されます。 データは組織自身のドメインに送信され、CNAME レコードがそのデータをAdobeに転送します。
edgeDomain に使用する値は、Adobeが管理する証明書プログラム への参加によって異なります。
組織がAdobe管理の証明書プログラムに参加している場合、証明書の設定時に選択したファーストパーティドメインに値を設定します。 通常、この値は組織が所有するサブドメインです。 たとえば、data.example.com のように設定します。組織内の CNAME レコードは、そのデータをAdobeにリダイレクトします。
証明書プログラムに参加していない場合、値を data.adobedc.net のサブドメインに設定します。 Adobeでは、一貫性を保つため、組織の会社 ID を使用することをお勧めします。 たとえば、example.data.adobedc.net のように設定します。以下の手順を使用して、会社 ID を決定します。
- Adobe IDの資格情報を使用して experience.adobe.com にログインします。
- Experience Cloud インターフェイスの任意の場所で、
[Cmd]+[I](iOS)または[Ctrl]+[I](Windows)を押します。 - User data debugger が表示されます。 「Assigned orgs」タブを選択します。
- 目的の IMS 組織を展開します。
- 「Tenant」フィールドを見つけます。 この値は、使用する
data.adobedc.netの推奨サブドメインです。
edgeDomain コマンドを実行するときは、configure の文字列を設定します。 SDKの設定時にこのプロパティを省略した場合、デフォルトは edge.adobedc.net になります。 デフォルト値は許容できますが、Adobeでは、組織固有の値を設定することがベストプラクティスだと考えています。
alloy("configure", {
datastreamId: "ebebf826-a01f-4458-8cec-ef61de241c93",
orgId: "ADB3LETTERSANDNUMBERS@AdobeOrg",
edgeDomain: "data.example.com"
});
Web SDK タグ拡張機能を使用したEdge ドメイン
このプロパティと同等のタグ拡張機能は、拡張機能を設定する際の Edge domain SDK インスタンス設定 の フィールドです。
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