Experience Platform のアクセシビリティ機能

Adobe Experience Platform は、音声認識ソフトウェアやスクリーンリーダーなどの支援デバイスを使用するユーザーを含め、すべての個人に、アクセシブルで利用制限のない機能を提供することに全力を注いでいます。このドキュメントでは、キーボードナビゲーション、セマンティック構造、前景要素と背景要素の十分なコントラスト、支援テクノロジーのサポートなど、Platform でサポートされている一般的なアクセシビリティ機能について説明します。

支援テクノロジー

障害を持つユーザーは、デジタルコンテンツにアクセスしたり、ソフトウェア製品を使用したりする際に、支援テクノロジーと呼ばれるハードウェアおよびソフトウェアに頼ることがよくあります。Adobe Experience Platform は、必要に応じてセマンティックコード、同等のテキスト、ラベル、ARIA を使用するなど、アクセシビリティのベストプラクティスに従って、スクリーンリーダー、ズーム、音声認識ソフトウェアなど、複数の種類の支援テクノロジー(AT)をサポートします。Experience Platform ユーザーインターフェイス(UI)内のインタラクティブな要素では、目的と現在の状態の両方を識別する、対応するラベル、アクセス可能な名前、役割を使用します。これにより、スクリーンリーダーなどの支援技術で、ラベルおよびその他の情報を読み上げることができ、ユーザーがより簡単にアプリケーションコントロールを操作できるようになります。

キーボードアクセシビリティ

Experience Platform は、完全なキーボードアクセシビリティのサポートに努めています。

次のナビゲーション要素はアクセシビリティを容易にします。

  • Tab キーは、UI 要素、セクション、メニューグループの間を移動します。
  • 矢印キーは、メニューグループ内を移動し、個々のアクティブな要素にフォーカスを設定します。
  • Shift + Tab キーを押すと、タブ順序の逆方向に移動します。
  • Return(Enter)キーと Spacebar キーは、選択されたアイテムをアクティブにします。
  • エスケープキー(Esc)は、ダイアログが存在する場合にそれを閉じるためのキャンセルボタンとして機能します。
  • Experience Platform では、選択された要素の周囲に青い境界線を表示し、現在フォーカスされている UI 要素を明示します。

フォーカスされていることを示すために、選択された要素の周囲に表示される青い境界線。

カラーパレットとコントラスト

Experience Platform は、カラーコントラストの要件を含め、 WCAG 2.1 AA への準拠に努めています。Experience Platform UI は、低視力や色覚異常のユーザーからアクセス可能な視聴エクスペリエンスを確実に提供するために、アプリケーションを十分なコントラストで表示します。

Experience Platform UI のホームページに表示されるカラーパレットとコントラスト。

必須フィールドの検証

データの追加、スキーマの作成、セグメントの定義を行う際に、必須フィールドのテキストラベルの横にアスタリスクが表示され、必須フィールドであることが明示されます。また、プログラムでも明示されます。これらのフィールドに無効なデータを入力したときやフィールド値を保存するときに、フィールドの検証がトリガーされます。必須フィールドが検証に合格しない場合は、エラーアイコンとともに赤い枠線が表示され、修正が必要な問題の説明も表示されます。

検証に合格していない必須フィールドのクローズアップ。フィールドが赤で表示され、エラーアイコンが表示されます。

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