Adobe Classifications adobe-classifications

Adobe Classifications は、分類データをスケジュールに従って Adobe Analytics にエクスポートします。SAINT Exporter は、com.adobe.cq.scheduled.exporter.Exporter の実装です。

これを設定するには:

  1. ナビゲーション ​を使用して、ツールクラウドサービス ​を選択し、従来のクラウドサービス ​を選択します。

  2. スクロールして「Adobe Analytics」を選択し、「設定を表示」を選択します。

  3. Adobe Analytics の設定の横にある + リンクをクリックします。

  4. フレームワークを作成 ​ダイアログで、以下を行います。

    • タイトル」を指定します。
    • オプションで、リポジトリにフレームワークの詳細を保存するノードの​ 名前 ​を指定できます。
    • Adobe Analytics Classifications」を選択します。

    作成」をクリックします。

    フレームワークを作成ダイアログ

  5. 分類設定 ​ダイアログが開き、編集できます。

    分類設定ダイアログ

    プロパティには、次が含まれています。

    table 0-row-2 1-row-2 2-row-2 3-row-2 4-row-2 5-row-2 6-row-2 7-row-2 8-row-2 9-row-2 10-row-2
    フィールド 説明
    Enabled はい」を選択すると、Adobe Classifications の設定が有効になります。
    競合時に上書き はい」を選択すると、データの競合が上書きされます。デフォルトでは、これは「いいえ」に設定されています。
    削除実行 はい」に設定すると、書き出された後に処理したノードが削除されます。デフォルトは False です。
    ジョブの書き出しに関する説明 Adobe Classifications ジョブの説明を入力します。
    通知メール Adobe Classifications の通知用のメールアドレスを入力します。
    レポートスイート 読み込みジョブを実行するレポートスイートを入力します。
    データセット 読み込みジョブを実行するデータセット関連 ID を入力します。
    変換サービス ドロップダウンメニューから、変換サービスの実装を選択します。
    データソース データコンテナのパスに移動します。
    スケジュールを書き出し 書き出すスケジュールを選択します。デフォルトは 30 分ごとです。
  6. OK」をクリックして設定を保存します。

ページサイズの変更 modifying-page-size

レコードは、ページで処理されます。デフォルトでは、Adobe Classifications はページサイズが 1,000 のページを作成します。

Adobe Classifications の定義に従い、ページの最大サイズは 25,000 に設定ができます(Felix コンソールから変更可)。エクスポート中に、Adobe Classifications はソースノードをロックして、同時変更を防ぎます。ノードは、書き出し後、エラー時またはセッション終了時にロックを解除されます。

ページサイズを変更するには:

  1. https://<host>:<port>/system/console/configMgr にある OSGI コンソールに移動し、「Adobe AEM Classifications Exporter」を選択します。

    aa-26

  2. 書き出しページサイズ」を必要に応じて更新し、「保存」をクリックします。

SAINTDefaultTransformer saintdefaulttransformer

NOTE
Adobe Classifications は、以前は SAINT Exporter と呼ばれていました。

SAINT Exporter は、変換サービスを使用して、書き出しデータを特別な形式に変換できます。Adobe Classifications では、Transformer インターフェイスを実装するサブインターフェイス SAINTTransformer<String[]> が提供されています。このインターフェイスは、データタイプを SAINT API で使用される String[] に制限し、マーカーインターフェイスで対応するサービスを検索して選択するために使用されます。

デフォルト実装の SAINTDefaultTransformer では、書き出しソースの子リソースは、keys というプロパティ名と values というプロパティ値を持つレコードとして扱われます。キー ​列は、最初の列として自動的に追加され、その値がノード名になります。名前空間プロパティ(: を含む)は無視されます。

ノード構造:

  • id-classification nt:unstructured

    • 1 nt:unstructured

      • Product = My Product Name (String)
      • Price = 120.90 (String)
      • Size = M (String)
      • Color = black (String)
      • Color^Code = 101 (String)

SAINTヘッダーとレコード:

キー
製品
価格
サイズ
カラー
Color^Code
1
My Product Name
120.90
M
black
101

プロパティには、次が含まれています。

プロパティのパス
説明
transformer
SAINTTransformer 実装のクラス名
email
通知用のメールアドレス。
reportsuites
読み込みジョブを実行するレポートスイート ID。
dataset
読み込みジョブを実行するデータセット関連 ID。
description
ジョブの説明。
上書き
データの競合を上書きするためのフラグ。デフォルトは false です。
checkdivisions
レポートスイートの互換性をチェックするためのフラグ。デフォルトは true です。
deleteprocessed
処理したノードを書き出し後に削除するためのフラグ。デフォルトは false です。

Adobe Classifications による書き出しの自動化 automating-adobe-classifications-export

独自のワークフローを作成することで、新しい読み込みのたびにそのワークフローが開始され、構造の正しい適切なデータが /var/export/ に作成されて Adobe Classifications に書き出すことができるようになります。

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