AEM Forms Workspace の新しいサービス

タスクの一括承認サポート

同じタイプのタスクを複数承認できます。承認するタスクを 1 つ選択すると、同じプロセス、同じタスク名、同じルートオプションのタスクのみが有効になります。実装について詳しくは、「TODO リストの操作」を参照してください。

Flex Workspace から AEM Forms Workspace への移行

Flex Workspace ユーザーが AEM Forms を使用することはできません。Flex Workspace を使用しているすべてのユーザーは AEM Forms Workspace に移行する必要があります。

AEM Forms Workspace では、デフォルトのアクションプロファイルで XDP フォームに関連付けられているデフォルトのレンダリング/送信サービスが変更され、新しいサービスが導入されました。詳しくは、新しいレンダリングと送信サービスを参照してください。XDP フォームを使用する既存のプロセスを移行してこれらのサービスを使用するには、この手順に従います。

Flex Workspace カスタマイズと AEM Forms Workspace のマッピング

両ワークスペースの各種カスタマイズのマッピングは次のとおりです。

カスタマイズのタイプ対象カスタマイズ対応する AEM Forms Workspace カスタマイズのシナリオ
ローカリゼーションのカスタマイズ
  1. Workspace のロケールの変更
  1. AEM Forms Workspace ロケールの変更
テーマのカスタマイズ
  1. 画像の置換
  2. カラーの変更
  1. 組織のロゴの変更
  2. カラースキームの変更
レイアウトのカスタマイズ
  1. Workspace ユーザーインターフェイスの簡素化
  2. 新しいログイン画面の作成
  3. カスタム Approval Container の作成
  1. 再利用可能なコンポーネントの操作
  2. ログイン画面の作成
  3. Approval Container は非推奨です。

AEM Forms Workspace では利用できない Flex Workspace の機能には、メッセージと通知、ようこそページ、Approval Container、列見出しを管理するオプションなどがあります。完全なリストについては、AEM Forms Workspace では利用できない Flex Workspace の機能を参照してください。

AEM Forms Workspace を使用した開発

アーキテクチャ

AEM Forms Workspace は、HTML および JavaScript™ ベースの、CRX™ にホスティングされている web アプリケーションです。Workspace URL がブラウザーで開かれると、CRX™ リソースがアクセスされ、アプリケーションがブラウザー内で HTML ページとしてレンダリングされます。JavaScript ライブラリおよびカスタム JavaScript コードは、ユーザーインターフェイス、ユーザーインタラクション、AEM Forms サーバーとの通信など、アプリケーションの内外部の動作を管理します。詳しくは、AEM Forms Workspace のアーキテクチャを参照してください。

AEM Forms Workspace のカスタマイズ

AEM Forms Workspace では、幅広く様々なカスタマイズをサポートしてユーザーインターフェイスのレイアウト、その表示方法、機能などを更新します。カスタマイズでは次の 1 つ以上を更新します。

  • ユーザーインターフェイスの表示方法
  • セマンティックのカスタマイズを使用した機能
  • 他の web アプリケーションでの HTML コンポーネントの再利用

カスタマイズの記事では、このようなカスタマイズのタイプについて説明しています。

開発者環境の設定

AEM Forms Workspace の成果物には、CRX にデプロイされる CRX パッケージ、完全なソースコードが含まれている SDK アーカイブ、サードパーティの JavaScript ライブラリ、AEM Forms Workspace のビルドスクリプトが含まれます。これらを使用して、上述したカスタマイズを実行するための開発者環境を設定します。詳しくは、AEM Forms Workspace コードの構築を参照してください。

主要なインターフェイスやコア機能をカスタマイズできます。これには、フォント、カラースキーム、ロゴ、ログイン画面、エラーダイアログ、サードパーティアプリケーションとの統合、サードパーティアプリケーションのコンポーネントの再利用などが含まれます。また、タスクの概要ページに表示するコンテンツの補正、タスクルートアクションの画像の表示のほか、AEM Forms Workspace アプリケーションを作成する低レベルのバックポーンモデルやバックボーンビューの変更を行うこともできます。

XDP フォームの HTML レンダリング

新しいプロセスではデフォルトで、デスクトップ上では PDF 形式、タブレット上では HTML 形式で XDP フォームがレンダリングされます。XDP フォームはいつでも HTML 形式でレンダリングできます。詳しくは、新しいレンダリングと送信サービスを参照してください。

プロファイルを使用する Mobile Forms 機能を使用すると、XDP フォームの HTML レンダリングを有効にできます。「新規 HTML フォームのレンダリング」はデフォルトで default.html プロファイルを使用しますが、これは変更することができます。XDP フォームを HTML 形式でレンダリングする前に実行されたカスタム変更を追加することもできます。

AEM Forms Workspace アプリケーション

モバイルデバイスでビジネスプロセスを操作するには、AEM Forms の AEM Forms Workspace アプリケーションサービスを使用します。詳しくは、AEM Forms Workspace アプリ:概要を参照してください。

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