プロセスレポートの概要 introduction-to-process-reporting
プロセスレポートは、AEM Forms のプロセスとタスクに関するレポートを作成および表示するために使用する、ブラウザーベースのツールです。
プロセスレポートは、標準の一連のレポートを提供し、長時間実行中のプロセス、プロセス期間、ワークフローの量に関する情報のフィルタリングと表示を行います。
さらに、プロセスレポートには、アドホッククエリを実行し、カスタムレポートビューをプロセスレポートユーザーインターフェイスに統合するためのインターフェイスが用意されています。
サポートされているブラウザーの一覧については、 AEM Forms サポートプラットフォームを参照してください。
プロセスレポートは、以下のモジュールにもとづいて構築されています。
- AEM Forms Database からプロセスデータを読み取る
- 埋め込みプロセスレポートリポジトリーにプロセスデータを公開
- レポートを表示するためのブラウザーベースのユーザーインターフェイスを提供
主な機能 key-capabilities
常時稼動のレポート always-on-reporting
長時間実行されているプロセスのリスト、期間グラフの処理、およびフィルターを使用したカスタムクエリの実行を表示します。
また、レポートおよびクエリデータを CSV 形式でエクスポートするオプションも提供されます。
アドホックレポート adhoc-reports
フィルターを使用して、データの特定の表示を取得します。
ID、期間、開始日と終了日、プロセス開始者などで、プロセスまたはタスクを検索できます。
複数のフィルターを組み合わせて、特定のレポートを作成できます。
その後、後で実行するようにレポートフィルターを保存できます。
プロセス/タスクの履歴 process-task-history
AEM Forms サーバーは、多数のプロセスを並行して実行します。これらのプロセスは、ある状態から別の状態への移行を続けます。Forms のデータを一定の間隔でプロセスレポートリポジトリーに公開すると、プロセスレポートには、AEM Forms で実行中のプロセスに関する移行情報が保持されます。
アクセス制御 access-control-br
プロセスレポートは、ユーザーインターフェイスへの権限ベースのアクセスを提供します。
つまり、レポート権限を持つユーザーのみがプロセスレポートのユーザーインターフェイスにアクセスできます。