cron が無効になった理由を確認する方法

この記事では、クラウドインフラストラクチャー上のAdobe Commerceの cron に関する問題のトラブルシューティングソリューションについて説明します。

説明 description

環境

クラウドインフラストラクチャー上のAdobe Commerce、すべてのバージョン

問題/症状

お使いの cron が動作していないことに気付きました。
例:app/etc/env.php ファイルに次の行が表示されます。

array (
    'enabled' => 0
  ),

空の配列は、cron が有効であることを意味します。

array (
  ),

原因

cron が現在アクティブでない理由はいくつかあります。

  • OpCache 設定が見つからなかったため、cron は無効になりました。
  • インフラストラクチャチームが cron を無効にしました。原因として、サイトのパフォーマンスが低下したり、利用停止になったりしていたからです。
  • 展開に失敗したため、Cron は再度有効にされませんでした。

解決策 resolution

不足している OpCache 設定の解決策

Commerce ナレッジベースの OpCache 設定が正しく設定されていないか、見つからないため Cron が停止した ​ を参照してください。

インフラストラクチャチームによる無効化向けソリューション

  1. サイトがダウンしているか、応答していない以前のサポートチケットを確認します。
  2. 次に、インフラストラクチャチームが無効にしたことを示したかどうかを確認します。
  3. インフラストラクチャチームによって発生した問題や懸念に対処したことを確認します。
  4. さらにサポートが必要な場合は ​ サポートリクエスト ​ を送信し、cron を再度有効にして、インフラストラクチャチームが示した問題に対処する方法を説明するようリクエストします。

展開用のソリューションが失敗しました

  1. デプロイメントログを確認します。

  2. setup:upgrade の手順でデプロイメントに失敗した場合、cron は再度有効になりません。

    例えば、デプロイメントログには次の行が表示されます。

    code language-none
    The command "/bin/bash -c "set -o pipefail; php ./bin/magento setup:upgrade --keep-generated --ansi --no-interaction | tee -a /app/$<project_id>/var/log/install_upgrade.log"" failed. Cache types config flushed successfully
    
  3. そうしないと、別のステージでデプロイメントが失敗した可能性があります。 デプロイメントログを確認し、両方の行が表示されていることを確認します(以下の例)。 ログに以下のような行が両方とも表示されない場合は、cron が再び有効になっていなかったことを意味します。

    code language-none
    [ 2024-03-06T10:55:39.345564+00:00]  INFO: Disable cron
    …
    [ 2024-02-07T10:50:09.579005+00:00]  INFO: Enable cron
    
  4. さらにサポートが必要な場合は ​ サポートリクエスト ​ を送信します。

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