データ移行設定

Settings モードでは、ストア、web サイト、およびシステム設定(送料、支払い、税金設定など)が移行されます。 データ移行 順序に従って、まず設定を移行する必要があります。

開始する前に、次の手順に従って準備を行います。

  1. ファイルシステムの所有者としてアプリケーションサーバーにログインします。

  2. /bin ディレクトリに移動するか、システム PATH ーバーに追加されていることを確認します。

NOTE
Magento 2 が default モードでデプロイされていることを確認します。 開発者モードは、移行ツールで検証エラーを引き起こす可能性があります。

詳しくは、 最初の手順の節を参照してください。

設定移行コマンドを実行します。

設定の移行を開始するには、次を実行します。

bin/magento migrate:settings [-r|--reset] [-a|--auto] {<path to config.xml>}

ここで、

  • [-r|--reset] は、最初から移行を開始するオプションの引数です。 この引数を使用して、移行をテストできます

  • [-a|--auto] は、整合性チェックエラーが発生した場合に移行が停止するのを防ぐオプション引数です。

  • {<path to config.xml>} は、移行ツールの config.xml ファイルへの絶対ファイルシステムパスです。この引数は必須です。

NOTE
このコマンドでは、すべての構成設定が移行されるわけではありません。 続行する前に、Magento2 管理者のすべての設定を確認してください。

設定が正常に転送されると、Migration completed のメッセージが表示されます。

カスタム移行ルールの設定

設定の移行時に、システム設定を無視、名前変更、変更することができます。 それには、settings.xml ファイルでカスタムルールを指定します。

  1. ファイルシステムの所有者としてアプリケーションサーバーにログインするか、切り替えます。

  2. 次のディレクトリに変更します。

    code language-bash
    cd <your application 2 install dir>/vendor/magento/data-migration-tool/etc/<edition-to-edition>
    

    例えば、アプリケーションが /var/www/html にインストールされている場合、settings.xml.dist ファイルは次のいずれかのディレクトリにあります。

    • /var/www/html/vendor/magento/data-migration-tool/etc/opensource-to-commerce

    • /var/www/html/vendor/magento/data-migration-tool/etc/commerce-to-commerce

    • /var/www/html/vendor/magento/data-migration-tool/etc/opensource-to-opensource

  3. 提供されたサンプルから settings.xml ファイルを作成するには、次を実行します。

    code language-bash
    cp settings.xml.dist settings.xml
    
  4. settings.xml で変更を行います。

  5. マッピングの設定ファイルの新しい名前を指定するには、path/to/config.xml ファイルの <settings_map_file> タグを変更します。

詳しくは、ツールの 仕様設定移行モードの節を参照してください。

次の移行手順

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