移行の概要

移行を開始する前に、Magento 1 cron ジョブをすべて停止します。

移行プロセス中は、移行を正しく実行するために次の一般的なルールに従います。

  1. 注文の管理 配送、請求書の作成、クレジット・メモ)を除き、Magento1 管理者に変更を加えないでください。
  2. コードを変更しない
  3. しない、Magento 2 管理およびストアフロントで変更を行います。
TIP
Magento 1 のストアフロントでのすべての操作が許可されます。

Data Migration Tool を実行する

このセクションでは、Data Migration Tool を実行して設定、データ、または増分変更を移行する方法を示します。

最初の手順

  1. ファイルシステムへの書き込み権限を持つユーザーとしてアプリケーションサーバーにログインするか、そのユーザーに切り替えます。 ファイルシステム所有者への切り替えを参照してください。

    bash シェルを使用する場合は、次の構文を使用してファイルシステムの所有者に切り替え、同時にコマンドを入力できます。

    code language-bash
    su <file system owner> -s /bin/bash -c <command>
    

    ファイルシステムの所有者がログインを許可しない場合は、次の操作を実行できます。

    code language-bash
    sudo -u <file system owner>  <command>
    
  2. 任意のディレクトリからMagentoコマンドを実行するには、<magento_root>/bin をシステム PATH ードに追加します。

    シェルは構文が異なるため、unix.stackexchange.com などのリファレンスを参照してください。

    CentOS 用の bash シェルの例:

    code language-bash
    export PATH=$PATH:/var/www/html/magento2/bin
    

    オプションで、次の方法でコマンドを実行できます。

    • ./magento <command name> として cd <magento_root>/bin び出して実行
    • <magento_root>/bin/magento <command name>
    • <magento_root> は、web サーバーの docroot のサブディレクトリです。

コマンド構文

一般的なコマンドの例を次に示します。

bin/magento migrate:<mode> [-r|--reset] [-a|--auto] {<path to config.xml>}

ここで、

  • <mode> には、settingsdatadelta があります。
  • [-r|--reset] は、最初から移行を開始するオプションの引数です。 この引数を使用して、移行をテストできます。
  • [-a|--auto] は、整合性チェックエラーが発生した場合に移行が停止するのを防ぐオプション引数です。
  • {<path to config.xml>}config.xml への絶対ファイルシステムパスです。この引数は必須です。
NOTE
ログは <magento_root>/var/ ディレクトリに書き込まれます。

移行順序

Data Migration Tool を作成する際には、次のデータ転送シーケンスを想定していました。

データの移行は同じ順序で行うことを強くお勧めします。

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