デプロイ後に、env.php で.magento.env.yaml の変更が表示されない

NOTE
この問題がある場合は、ece-tools 2002.1.5 にアップグレードして修正してください。 2002.1.5 には、各デプロイメントの opcache をリセットする機能があるので、設定 opcache.enable_cli=1 を変更する必要はありません。 アップグレードしない場合は、ソリューションで後述されている回避策の手順を実行する必要があります。

この記事では、ファイルの変更がデプロイメント後に app/etc/env.php に反映 .magento.env.yaml れない問題の解決策について説明します。

影響を受ける製品とバージョン

問題

.magento.env.yaml ファイルで行った変更は、生成される app/etc/env.php には影響しません。

再現手順:

.magento.env.yaml の値を変更してサーバーにプッシュします。サーバーは、現在チェックアウトされている環境の設定(およびデプロイメント設定)を定義する必要があります。 手順については、開発者向けドキュメントの 環境変数/変数のデプロイを参照してください。

期待される結果:

.magento.env.yaml ファイルで行った変更は、生成される app/etc/env.php に影響します。

実際の結果:

変更は、デプロイメント後の app/etc/env.php 変数には影響しません。

原因:

この問題は、php.ini ファイルの opcache.enable_cli パラメーターの値が正しくないことが原因で発生する可能性があります。

解決策

  1. Adobe Commerceのパフォーマンスのベストプラクティス/ソフトウェアの推奨事項に従ってシステムが設定されていることを確認します。
  2. php.ini opcache.enable_cli ディレクティブが 0 に設定されているかどうかを次のコマンドを実行して確認します:php -i | grep opcache.enable_cli
  3. 出力が opcache.enable_cli=1 のような場合は、プロジェクトのルートディレクトリにある php.ini ファイルを編集し、opcache.enable_cli=1opcache.enable_cli=0 に変更します。
  4. プロジェクトを再デプロイします。

関連資料

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