ストアフロントまたはCommerce管理者にアクセスする際に、空白ページまたはリダイレクトループエラーが発生する

この記事では、Adobe Commerce ストアフロントまたはバックエンドにアクセスすると、空白のページまたはリダイレクトループが発生した場合の問題の解決策を説明します。

影響を受ける製品とバージョン

  • クラウドインフラストラクチャー上のAdobe Commerce、すべてのバージョン
  • Adobe Commerce オンプレミス、すべてのバージョン
  • Magento Open Source、すべてのバージョン

問題

再現手順

ストアフロントまたは管理ページを開きます。

期待される結果

ページが開きます。

実際の結果

ページが空白になるか、「この Web ページにはリダイレクトループがあります というエラーメッセージが表示 れます。

原因:

この問題を発生させる最も考えられる理由の 1 つは、Adobe Commerceが保護されていない URL から保護された URL にリダイレクトするように設定されているものの、保護されていない URL は保護された URL 設定の値として指定されることです。

この問題を修正するには、セキュアリンクの値を修正する必要があります。

解決策

これが問題の原因であることを確認するには、次の手順に従います。

  1. 'core_config_data' DB テーブルの web/secure/enable_upgrade_insecureweb/secure/use_in_adminhtml (管理者に空白/ループリダイレクトの問題がある場合)または web/secure/use_in_frontend (ストアフロントに空白/ループリダイレクトの問題がある場合)の値を確認します。

    • web/secure/enable_upgrade_insecure を「1」に設定すると、Adobe Commerceは応答ヘッダー Content-Security-Policy: upgrade-insecure-requests を追加するように設定されます。これにより、ブラウザーは HTTPS を使用して、HTTP を経由するすべてのクエリをリダイレクトするようになります
      https (管理者とストアフロントの両方について)
    • web/secure/use_in_adminhtml を「1」に設定すると、Adobe Commerceは、管理ページのすべての HTTP リクエストに対して HTTPS リダイレクトを返します。
    • web/secure/use_in_frontend を「1」に設定すると、Adobe Commerceは、ストアフロントページのすべての HTTP リクエストに対して HTTPS リダイレクトを返します。
  2. 'core_config_data' テーブルの web/secure/base_urlweb/unsecure/base_url の値を確認します。 両方の言語が次の語句で始まる場合 http の後、「安全な」値を修正する必要があります。

問題の修正:

  1. web/secure/base_url.https で始まる値を設定します

  2. 変更を適用するには、次のコマンドを実行して、設定キャッシュをクリーンアップします。

    code language-bash
    php <your_magento_install_dir>/bin/magento cache:clean config
    

関連資料

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